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今出川ルヴォワール(講談社BOX )

2013年01月21日 07:36


今出川ルヴォワール (講談社BOX)今出川ルヴォワール (講談社BOX)
(2012/11/02)
円居 挽、くまおり 純 他

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やっとこさで読めました。 「ルヴォワール」シリーズ第3弾!
今回は双龍会に加え、“権々会”なるサバイバルゲームが登場!
達也の復讐と、まさかのカードバトル開幕!?
今出川ルヴォワール」(円居挽著/講談社文庫)
作品紹介

ミステリーファン待望の「ルヴォワール」シリーズ第3弾登場! 京都・河原町今出川にある妖しき寺・大怨寺で殺人が起きる。容疑者とされたのは、龍樹家の龍師・御堂達也。彼の処遇をめぐって私的裁判「双龍会」が開かれるが、それは壮絶なサバイバルゲーム「権々会」へのプロローグに過ぎなかった。達也はある復讐を胸に大怨寺に乗り込み、権々会へ挑む――果て無き騙し合いの勝者は?

☆ 大怨寺で発生した殺人事件…。 それはサバイバルゲームへのプロローグ!?

ルヴォワールシリーズ第3弾。 待ちに待ってた最新作ですが、
まさか殺人事件からカードバトルに発展するとは思ってなかったわ(笑)。
やっぱり双龍会だけでは、ちょっと辛くなってきたんでしょうか?
その双龍会は物語の前半で早々に終了し、後半は権々会(ごんごんえ)と呼ばれるサバイバルゲームが開幕。
まさかのカードバトルに大怨寺側、龍樹家側双方で壮絶な騙し合い合戦が始まります。 舞台が移っても騙し合いの面白さは健在。 しかも今回は前2作と違って、かなり大掛かりな物理トリックが出てきます。
さて、問題のカードバトルですが、鳳(おおとり)と呼ばれる数字の大小を比べるいたって単純なルールのもの。
ただし、相手と自分の出したカードの数字の合計が17になるような組み合わせになると、大取となって得点が大取を決めた側に移るという一発逆転のルールがあって、なかなか奥が深いです。 その他細かいルールがあるんですが、この大取をどうやって決めるかという点を中心に、各々の策の練りっぷりが楽しい。
ただ当然ながら策が練ったとおりにいかないのがこの作品の面白い所で、予想外の事態が発生。
カードバトルの末、最後に笑うのはいったい誰なのか?

権々会に向けて準備するシーンでいろいろ伏線っぽいものがあからさまな形で出てくるんですが、この作品の場合、それがどこでどう生かされるのかまったく予測がつかないですね。 ますますコンゲームの度合いが増してきて、それはそれで面白い。 しかし最後のあの物理大トリックはよくやりますな。

☆ 登場人物たちの恋も、ちょっと進展!?

流、達也、撫子、論語たちの関係も、ストーリーの横で少しずつですが、進展してますね。 というか今回は論語と撫子の関係にある変化が。 ラストが次回への序章っぽくなってて、撫子ちゃんはどうなってしまうのか、大変気になります。 基本的には、権々会のシーンなんですが、数少ない恋のシーンがとても印象的。
特に流の達也に対して放った熱い言葉がいいですね。 この作品の登場人物って、基本冷静沈着な人が多いんで、こういうセリフは逆に珍しい。 それだけにその数少ない印象に残りました。

今回は前2作と違って、叙述トリックじゃなく物理トリックで仕掛けてきましたが、騙し騙されのカタルシスは変わらず。 というわけでやっぱり今回も『S』ランク。

総評

いずれ「烏丸ルヴォワール」と本作も文庫化されるんだろうな。 こういう作品はどんどん文庫化していったらいいと思いますよ。
ところで関係ないけど『虚構推理』の文庫化はまだですか?

烏丸ルヴォワール 感想
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