大日本サムライガール3(星海社FICTIONS)

2013年01月12日 23:54


大日本サムライガール 3 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 3 (星海社FICTIONS)
(2012/10/16)
至道 流星、まごまご 他

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右翼アイドル・神楽日毬とひまりプロダクションの織葉の活躍を描くシリーズ第3弾!
今回は日毬の率いる日本大志会から、新たなキャラクター登場。 そして日毬のピンチにお姉ちゃんが立ち上がる!
大日本サムライガール」(至道流星著/星海社FICTIONS
作品紹介

「か、神楽日毬(かぐらひまり)なのである。正しい右翼は、日本に私ひとりなのである!」
マスコミ、公安、機動隊から監視されるなか、代々木競技場で開催された日本大志会・第一回党大会。憲法改正、国防戦略、社会政策……高らかに演説する日毬は党大会の最中、一人の男の才覚を見出だし、大志会隊員として抜擢する。
芸能活動では日毬がプロデュースするブランドビジネスを、由佳里が主導する蒼通がメディアの力でブームを造り出す。全てが順調に進むと思われたなか、日毬の身に異変が……。
目的は政治の頂点、手段はアイドル――。
ますます加速する、至道流星(しどうりゅうせい)の“政治・経済・芸能”エンタテインメント!!

☆ 大志会隊員抜擢、ステッチライン再生、『Kagura』ブランド立ち上げ!

前回千歳という新たな仲間も加わり、賑やかになってきた『ひまりプロダクション』。
学校を退学させられた日毬も、新たな高校が決まり再スタート。 やることが多すぎて目眩がしそうですが、政権奪取に向けて、日毬たちは着実にアイドルの道を駆け上がってゆく。

今回は日本大志会の第一回党大会にて、日毬の問いに最後まで手を挙げ続けた一人の男・佐々倉壮司を大志会隊員として抜擢。 事務や雑務など何からなんでもこなす超人だけど、公安当局から目をつけられている渋い男とは、また強烈な個性を持ったキャラが出てきましたね。 まあ、日毬がアレなんで、普通の人間がやってくる訳が無いですけど(笑)。 完璧すぎる佐々倉の仕事っぷりに、それまで雑務を担っていた千歳がいちいち(´;ω;`)となるのが可愛い。

そして千歳の会社「ステッチライン」再生のため立ち上がった、日毬発の新ブランド『Kagura』を立ち上げる。
ここから先の展開は、まさに『ステマ』の本領発揮といったところ。 こうして仕掛ける側から描写されると、それはそれで痛快ですな。 ついでにメディア展開に関するウンチクも学べて、一粒で2度美味しいです。
モニターに関する描写では、目からウロコが落ちまくり。 こういうこと考える人がいるんですな。
アイドル活動傍ら、遅くまでスケッチブックにデザイン案を書き付ける日毬の必死さがイイですな。 彼女のこのひたむきさは素直に応援したくなる。

☆ 日毬倒れる! ピンチヒッターは姉の凪紗!

プロジェクトが順調に軌道に乗り、『Kagura』のファッションショーが近づいてきた頃、過労によって日毬がダウン。 突然の事態に姉の凪紗からまさかの提案。なんと自分がピンチヒッターになるという。
自分で言い出した割に、テンパりまくるお姉ちゃんに萌える(笑)。 頑張れおねえちゃん! 『なのである』がネットで人気出てしまい、ますます弱ってしまう凪紗。 妹は鉄のハートを持っているのに、お姉ちゃんは豆腐メンタルですね。
で、前回から思ってたけど、やっぱり芸能界入りしましたね、お姉ちゃん(笑)。 メンタルの弱さがアレですが、容姿は日毬と比べても遜色ないし、日毬、千歳とはまた違った個性のアイドルが生まれそうですね。

あと蒼通の社員として、織葉を支えてきた由佳里さんが、正式にひまりプロダクションの社員になりましたね。
新たなメンバーも加わって、この先ますますどうなるかが楽しみです。
この作品は『羽月莉音の帝国』の時とは違い、目標は荒唐無稽でも、そこに至るまでの手段が、あくまで現実的な所がいいですね。

総評

次回はどうやらライバルキャラが出てくるみたいですね。 ベタですが、こういう展開は嫌いじゃないよ!

大日本サムライガール2 感想
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