とある飛空士への誓約1(ガガガ文庫)

2012年11月28日 23:01


とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫)とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫)
(2012/09/19)
犬村 小六

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「とある飛空士への夜想曲」読了からちょうど1年。 ついに新シリーズ開幕!
7人の恋と空戦の物語が始まる!
とある飛空士への誓約」(犬村小六著/ガガガ文庫
作品紹介

七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語!

四千もの島嶼が大瀑布を挟んで存在する「多島海」。
ハイデラバード連合共同体、セントヴォルト帝国、秋津連邦、三つの大国が覇権を争うこの海を、七人の少年少女の操縦する大型飛空艇が親善飛行していた。
その、「エリアドール飛空艇」に集ったのは――

河南士官学校三回生、坂上清顕(さかがみ・きよあき)。
河南士官学校三回生、ミオ・セイラ。
箕士官学校四回生、紫かぐら。
エアハント士官学校四回生、バルタザール・グリム。
エアハント士官学校三回生、ライナ・ベック。
エアハント士官学校三回生、イリア・クライシュミット。
エアハント士官学校二回生、セシル・ハウアー。

いずれも、その突出した才を認められた士官候補生たちだったが、「空の一族」の強襲を受け、名も知れぬ島への不時着を余儀なくされる。脱出のために協力する七人だったが――。

☆ 7人の恋と空戦の始まり。『飛空士』シリーズ最新作!

スッゴイ待ってた! 犬村先生の『飛空士』シリーズ最新作!
シリーズの前作「とある飛空士への夜想曲」下巻をいつ読んだのか調べてみたら、ちょうど1年前の26日だった(笑)。
そういえば映画もその頃でしたね。
今までのシリーズ『追憶』『恋歌』『夜想曲』では、主人公とヒロインの、戦時下の恋が基本的なストーリーでしたが、今回はそこに群像劇とサスペンスの要素を追加。 ますます面白くなりました。
一応の主人公・坂上とミオの幼少期の出来事の時点で、もうニヤニヤが止まらん(笑)。 『恋歌』と同じく、主人公が悲惨な出来事を経験して、敵国に憎しみを抱く点は全く同じ。
過去を知っているが故に、坂上に好意を寄せるミオ。 坂上の父との因縁から、最初は彼といがみ合うが、とある出来事から、気持ちが変化してくる赤髪の少女・イリア。 戦時下でなかったら、完全にラブコメまっしぐらな展開ですが、全くくどくないですね。 これは先が楽しみだ。
他にも大和撫子なサムライの先輩・紫かぐら、優秀ながらも、目的のためには非情さをも見せるバルタザール。
イリアの過去をよく知るセシル、ナンパ好きなライナと、一癖ありそうなメンバーばかり。
不安要素もありながら、非常事態には協力して困難に立ち向かうストーリーは、これまでのシリーズにはなかったパターン。 その中でどんな軋轢や友情やラブコメ(?)が発生するのか。
これまでのシリーズでは、出会ったヒロインが敵国の姫だったり、悲恋を感じさせたまま展開する恋にやきもきさせられましたが、今回は“仲間とスパイ”というシチュエーションにすることで、重層的な物語になるとともに、“誰がスパイなのかわからない”という楽しみも。
これまでの『飛空士』シリーズとは、ストーリーの面でも、構成の面でも、格段に複雑で深くなっています!

ラストの方で、とある人物がスパイなのではないかと仄めかされますが、なんとなくミスリードな感じがしなくもない。

☆ 楽しみが多すぎる1巻!

7人の関係がこれからどう変化していくのか、この先どんな冒険が待っているのか、坂上とミオ、そしてイリアとの関係は? さらにスパイ“ハチドリ”の正体は?
1巻でここまで楽しみが多い作品は、久しぶりな気がする。 とにかく先が気になりすぎる!!
これまでのシリーズ作品間の繋がりも気になるところだし、ガガガ文庫にまた一つ名作シリーズ誕生の予感。

総評

また犬村先生の『飛空士』シリーズを読むことが出来るなんて、なんという幸せ。
次も絶対買います!!

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コメント

  1. こおろぎ | URL | -

    おお、飛空士新シリーズ始まってたんですね!
    コレは期待……

    あと、記事のタイトルが
    『とある飛行士への誓約1(ガガガ文庫)』
    なのは理由があってですか?
    飛空士だと思うのですが…

  2. naomatrix | URL | -

    Re: タイトルなし

    >こおろぎさん
    スイマセン! 見事に全部「飛行士」になってました…。
    指摘ありがとうございます! 一応修正しました。

    どうも「飛空士」シリーズ最高傑作?になりそうな気がします。
    これからの展開次第で、大化けしそうですね!

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