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GOSICKsⅢ ―ゴシックエス・秋の花の思い出―(角川ビーンズ文庫)

2012年11月12日 22:35


GOSICKsIII  ‐ゴシックエス・秋の花の思い出‐ (角川ビーンズ文庫)GOSICKsIII ‐ゴシックエス・秋の花の思い出‐ (角川ビーンズ文庫)
(2011/11/30)
桜庭 一樹

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GOSICK』シリーズ短編集、第3弾!
アニメではやらなかったエピソードばかりなので、楽しみです。
GOSICKsⅢ -ゴシックエス・秋の花の思い出-」(桜庭一樹著/角川ビーンズ文庫
作品紹介

オールド・マスカレード号での事件を解決し学園に戻ってきたヴィクトリカと一弥。しかし長旅の疲れが出たのか、ヴィクトリカは熱を出して寝込んでしまう。「おもしろい話をもってきたまえ。それと、花もだ」一弥は、花とそれにまつわる不思議な逸話を手土産に、退屈する彼女のお見舞いに通い始めるが…?時代に埋もれた物語の真実を解き明かすたび、二人の絆がまた揺るぎなく深まっていく―。「GOSICK」短編集、第3弾。

☆ 寝込むヴィクトリカに、花にまつわる逸話の数々を…。

ベルゼブブの頭蓋からの脱出、オールド・マスカレード号での事件を経て、ようやく学園に帰ってきたヴィクトリカと九条。 が、帰ってきて早々、ヴィクトリカが熱を出して寝込んでしまう。
なんだろう、このデジャヴ(笑)。
前にもこんなことがあった様な。 九条君が持ってきたお話に隠された謎をサラッと指摘。 安心安定の安楽椅子探偵ぶりです。

ヴィクトリカに持ってきた花にまつわる逸話を読み聞かせる話が4篇。 そして最近ちょっと影が薄いアヴリルが主役の話が1篇です。 この最後の一篇がかなりいいです。 アヴリルとヴィクトリカの距離がちょっと縮まったかと思いきや、実は…なニクイ話。 この娘は色々報われないな…。 なぜかヴィクトリカの元にたどり着けない迷路とか、ちょっと超自然的現象が起こってますが、ヴィクトリカと九条君の二人だけの世界だということが強調されていて、この辺アヴリルにとってはかわいそうだ。ラスト近くはヴィクトリカ、九条君をはじめとして、それぞれのキャラクターの嵐の前の静けさを感じさせる一篇です。
しかし、それぞれの話の謎を、ものの見事に解決するヴィクトリカには、『ちょっと考える時間をくれ』と言いたくなる(笑)。 だってどの話も、作中の話が終わったら、すぐ解答編だもんな・・・。

☆ アメリカ、フランス、オランダ、中国の逸話たち。

しかし作中作のクオリティもなかなかの物。 こういうディテールの細かさって、やっぱり桜庭先生の読書量の賜物なんでしょうね。 中国の物語とか、知識が無かったら描きたくても描けないぞ。
ちゃんとミステリー的に驚きのある謎が隠されているのがまたすごい。個人的には第2話『永遠』が好き。 別人だと思われていた二人が、同一人物とか、なかなか面白いです。

ところで、今回の短編集で角川ビーンズ文庫での『GOSICK』シリーズは終了。 続きは角川文庫の方になりますね。 武田日向氏のイラストがなくなるのはちょっと淋しいですが、最後までちゃんと付き合っていきたいと思います。

総評

次回から角川文庫版に移動。 こっちのバージョンはまだ読んでないんだよな。
それにしても、次に角川ビーンズ文庫を手に取る日は来るのでしょうか…?

GOSICKⅥ ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― 感想
GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― 感想
GOSICKsⅡ ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― 感想
GOSICKⅣ ―ゴシック・愚者を代弁せよ― 感想
GOSICKs -ゴシックエス・春来たる死神- 感想
GOSICKⅢ ―ゴシック・青い薔薇の下で― 感想
GOSICKⅡ ―ゴシック・その罪は名もなき― 感想
GOSICK -ゴシック- 感想



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