クドリャフカの順番(角川文庫)

2012年10月10日 22:47

クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)
(2008/05/24)
米澤 穂信

商品詳細を見る

アニメ終わっちゃった…。 もうちょっと早く読めればよかったんですが。
今回はアニメでも描かれた、カンヤ祭での『十文字』事件の回。 文化祭の喧騒がこっちにも伝わってくるような、そんな気がしました。
クドリャフカの順番」(米澤穂信著/角川文庫
作品紹介

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。

☆ ミスで『氷菓』が大量に!? カンヤ祭の喧騒の中で起こる事件。

例によってレンタル組なんで、『氷菓』はまだ愚者のエンドロール編に入ったところなんですが、おいおい本作の話にも入っていくでしょう。 コスプレが初音ミクになってたりと、現代に合わせてマイナーチェンジされているようなので楽しみ。

さてさて、本作ではカンヤ祭に突入したはいいものの、ミスで『氷菓』が大量に出来てしまった古典部の面々。
なんとかして売りさばくために、えるたちがカンヤ祭をあっちこっちする様が楽しい。 今回は今までと違って、メンバーの多視点なのがいいですね。 その中で起こる連続盗難事件に奉太郎が挑みます。
だんだんいい意味でライトノベルっぽくなってきましたね。 シリーズを重ねるごとに、どんどん面白くなってきているような気がします。ちゃんとミステリーもありますが、文化祭っていいな~って思わせてくれます。 わたしの場合は、傍観組だったので、文化祭って思い出という思い出が無いんですよね。 こういう文化祭なら、ちょっと参加してみたいと思ってしまった。 料理対決のシーンも楽しそう。
それにしても摩耶花のパートは、なんとなく他人事で無いような。 他の3人に比べて、ちょっとシリアスな感じですが、才能ある人間に嫉妬してしまう人の、どうにもできない苛立ちと悲しさが痛いよ…。 でもいるよね、こういう人って。 まさかこのシーンが事件の結末に繋がってくるとはね。
その『十文字』事件は、クリスティの『ABC殺人事件』をモチーフに、こういう風にひねってきましたか。
読んだことは無いけど、ちょっと読んでみたくなりました。

☆ アニメは終わっても…。

最初『氷菓』を読んだ時は、ちょっと物足らない感じがしたんですが、『愚者~』そして本作と来て、段々面白くなってるのは嬉しいですね。本当に日常しかない『氷菓』に比べて、後の2作は文化祭が関係してるから、ストーリーにはしやすいんでしょうね。
次回の『遠まわりする雛』も、イベントが背景にあるようなので、また楽しみですね。 なるべく早く『ふたりの距離の概算』までたどり着きたいです。
アニメの方はレンタルでマイペースに楽しもうと思います。

総評

関係ないんだけど、最近、初野晴氏のハルチカシリーズに興味があります。 『氷菓』と同じく“日常の謎”の青春ミステリなんですが、どうしようかな…って買えばいいじゃないか。 でも最近金欠でヤヴァイのです。
さてどうしたものか。

愚者のエンドロール 感想
氷菓 感想



にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/949-86bde9cf
    この記事へのトラックバック