大日本サムライガール1(星海社FICTIONS)

2012年08月26日 13:52

大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)
(2012/07/13)
至道 流星

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「羽月莉音の帝国」「好敵手オンリーワン」の至道流星先生の経済・芸能エンタメノベルの新シリーズ!
大手広告代理店の若手社員・織葉颯斗は、「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」と豪語する超絶美少女・神楽日毬をアイドルとして売り出すことに!?
大日本サムライガール」(至道流星著/星海社FICTIONS)
作品紹介

「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」
拡声器を片手に街頭で叫ぶ謎の演説美少女・神楽日毬。彼女の最終目的は日本政治の頂点に独裁者として君臨し、この国を根底から変えること――! しかしどれだけ努力しても活動の成果がさっぱり挙がらぬ日毬に、日本最大の広告代理店・蒼通の若手社員、織葉颯斗は現実を突きつける。
「メディアに露出していない政治家なんて、存在していないのと同じこと――」
熟考の果て、日毬は颯斗とタッグを組み、独裁者への道を最短コースで実現するため、あらゆるメディアを席巻するアイドルスターになることを決意する。
目的は政治の頂点、手段はアイドル。――至道流星の本気が迸る、“政治・経済・芸能”エンタテインメント、ここに開幕!!

☆ ゴールは独裁者、手段はアイドル!? 至道作品新シリーズ開幕!

ちょっと前に紹介した「好敵手オンリーワン」の2巻が、残念な出来だったので、ほぼ同時期に発売になった至道先生の新シリーズ「大日本サムライガール」は、かなり期待して待ってました。 遅くなったけど、ようやく読むことが出来ましたよ。 「丘ルトロジック」を担当していた、まごまご氏のイラストが美しすぎる。

やっぱり至道先生は「大日本サムライガール」に比重を置いてたんだな、というぐらい面白かったです。
ぶっちゃけ、「好敵手オンリーワン」の2巻は、「大日本サムライガール」の犠牲になったんだ…。
今回のヒロイン・神楽日毬は、拡声器片手に街頭で演説する、ちょっと危なげな美少女。
彼女が怪しげな男達に連行されようとしているのを助けた広告代理店の若手社員・織葉は、彼女のその美貌に目を付け、アイドルとして売り出すことに。
よく池袋の駅前でがなりたてている右翼の人間が、アイドル並みの美少女だったら、というコンセプトの本作。
正直美少女でも、こういう考え方をしている人間には、ちょっと近づきたくないなってのが本音だけど、そこはフィクションなんで、素直に楽しみたいと思います。
まず日毬は政治結社のトップとして活動しているけど、党員が彼女独りしかいないというのが、感情移入させますね。 これで最初からン十人とか党員がいたら、ちょっと感情移入できなかったかも。
で、本人としては頑張っているつもりなんだけど、やっぱり主張している内容が内容なんで、人が来るはずも無く、ちょっとしょげているのが可愛い。 こういう主張をしている人って、ヒステリックなイメージがあるけど、この作品では上手く感情移入させるように描写していますね。 ちょっと剣道美少女っぽいノリもイイ。
日毬の性格を除けば、「アイマス」っぽい作品なんで、そういうのが好きな人には楽しめるはず。
さっきら比べてしまってアレだけど、キャラ描写が「好敵手オンリーワン」に比べてテンプレっぽさが無いから、全体的に飽きが来ない構成になってます。
また本作の主人公・織葉の父親へのリベンジ物語としてもイケますね。彼のリベンジがどういう結末になるのか二も注目。

☆ キワドイ内容にチャレンジした至道先生に拍手!

それにしても、今までの至道流星作品で一番キワドイ内容になりそうな気がしますね、この「大日本サムライガール」シリーズは。 「羽月莉音の帝国」も充分キワドイ内容だった気がしますが、政治とか右翼とか絡んでる分、危なさが違うぞ。 そして1巻からこんな続きが気になる終わり方しやがって・・・。 もう2巻は購入済ですが、早く続きが読みたいです!!

総評

また星海社FICTIONSで楽しみなシリーズが始まりましたね。
というか、最近星海社よく買ってるな。 ようやくラインナップが充実してきたようで、ちょっと嬉しい。

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