初音ミクの消失 小説版(一迅社単行本)

2012年08月18日 23:31

初音ミクの消失 小説版初音ミクの消失 小説版
(2012/07/20)
cosMo@暴走P 阿賀 三夢也:著、cosMo@暴走P:原作 他

商品詳細を見る

なぜか出た動画再生数500万回のモンスター曲「初音ミクの消失」の“小説”。
作曲者(というかPが)自ら小説を手がけるという、前代未聞の作品ですが、一体どうなることやら。
初音ミクの消失 小説版」(cosMo@暴走P,阿賀三夢也著/一迅社単行本)
作品紹介

平凡な大学生・篠里朝乃が頼まれたのは、人工人間「初音ミク」のフィールドテストだった。人間そっくりの「初音ミク」に戸惑いながらも、いつしかミクと心を通わせていく朝乃。だが、彼女には大きな秘密があることを知り―。

☆ 「初音ミクの消失」のPが手掛ける、オリジナルストーリー。

この作品を読み終わった後に、CDを取り出して「初音ミクの消失」を含めた一連のシリーズ楽曲の歌詞を改めて見てみたんですが、歌詞をイメージしたストーリー、ということらしいです。 ぶっちゃけるとそこまでよくわからなかった。

で、肝心の話はというと、人工人間「初音ミク」のフィールドテスターに選ばれた大学生・朝乃が、彼女と過ごすうちに、特別な感情を抱くようになり・・・という、割とよくある話。 もうちょっと読みにくいかと思ってたんですが、意外とまともだったので、そういう意味ではよかったかもしれない。
結構大学生活の描写が細かいんで、その辺はP自身の経験とか反映されてるのかも。 クラブの描写とか。
キャラクターにしても、十八とか愛科とか、結構いいキャラ揃いでなかなかいい。 こういうキャラクターがいると、作品に広がりが出ますね。

でも、この作品を他の人に薦められるかというと、ちょっと微妙。
ボカロファンにはいいんだろうけど、あまりにも自分が当初予想していた展開そのままなんで、驚きが無いんですよね・・・。『消失』ってタイトルから最終的にミクが消える展開なんだというのは、誰でも予想できるし。
でもオリジナルストーリーにそこまで期待するのもアレだし、ベタなりの展開を楽しみたい人にはいいんじゃないでしょうか。

☆ ありがとう そして さよなら・・・

ボカロのアンソロジーコミックとか見ると、ミクが現実にいて恋しちゃうってシチュエーションは結構よくある話。
それにミクが現実の人間をモデルにして作られたという話は、KEI氏の非公式コミックで描かれてました。
そういう前知識があったので、今回の作品に関してはあんまり驚きはなかった。
でも最近増えましたよね。 こういうボカロの曲をイメージした小説作品って。
面白い面白くないはともかくとして、そもそもボカロのファンはこういう本を買って読んだりするものなのかね?
その辺、ちょっとボカロファンの方々に聞いてみたい。 でも買う人は買うんだろうな。

総評

本を読み慣れちゃうと、こういう作品を読んだ時にあんまり感動できないのがちょっと悲しい。
でも、たまにだったらいいかもしれない。 初心に帰る意味でも。って何の初心だ。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/923-9b90fb01
    この記事へのトラックバック