“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……4(ファミ通文庫)

2012年06月27日 22:07

“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)
(2012/04/28)
野村 美月

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シリーズ第4巻。 今回のヒロインは年上の先輩ですか。
なんだか帆夏と葵も絡んで、修羅場の様相を呈してきました。
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……4」(野村美月著/ファミ通文庫
作品紹介

突然葵から「彼氏になってください」と頼まれてしまった是光。そのせいで帆夏ともギクシャクしているところに、さらに“ヒカルの愛人”を名乗る少女、月夜子が現れる。「わたしがヒカルの大事な花を散らさないように、見張っていてくれる?」という言葉に、是光は、彼女の主催する日舞研に仮入部するが…。次次とむしり散らされる学園の花。やがて、葵の身にも危険が迫る。謎めいた言動をする月夜子の本意は?そして彼女が恐れる“蜘蛛”とは―?大好評第4巻。

☆ 今度のヒロインは年上の先輩!? 修羅場突入です。

前回はロリな小学生だったのに、今回は年上の黒髪美人とか、是光は手が広すぎるわ(笑)。
まあ、そもそもは、ヒカルが手当たり次第、女の子を引っかけまくったせいなんですが…。
今回のヒロイン・月夜子は、舞をたしなむ和服美人といった感じ。 ある意味ベタっちゃベタなキャラだけど、
このシリーズの場合、そのベタさが強みだね。
書いているのが女性なせいなのか、あんまりエロの方向に行かないのがイイ。
しかも、帆夏と葵の目の前で、是光とキスしちゃう押しの強さとか、たまらない。
是光は前回葵に「彼氏になってください」と告白されているわけで、そういう意味でも帆夏、葵、月夜子の3人の恋の駆け引きが気になるところですが、月夜子の押しの強さには、実は理由が。 今回はその謎がテーマになってます。
しかし、一朱とか、また野村作品には新鮮なタイプ(?)のキャラが出てきましたね。 まさかこんな、いかにも悪そうな感じのキャラが出てくるとは思わなかったぜ。
月夜子が恐れる“六条”の正体を探る、是光とヒカル。 やっぱり困ってる女の子を助ける男子はカッコイイ。
オマケとして、前回のヒロイン・紫織子のショートストーリーも面白かった。 あの口の悪さはどこへやら(笑)。

このシリーズの凄いところは、やってることはハーレムラブコメ的展開なのに、野村先生の美しい文章と、竹岡先生のイラストがくっつくと、なぜか凄く切ない雰囲気が漂ってくること。 実際ストーリーの枠組みを見ると「神のみぞ知るセカイ」みたいな話なんですが、筆致が違うと雰囲気がこうも変わるかというぐらい違う。

☆ 次のヒロインは…顔も知らない女の子!?

あとがきで明かされましたが次回は“末摘花”。
顔も知らない女の子というのが、一体どういうことなのかさっぱりですが、多分次回も楽しませてくれると思います。
しかし、ヒカルは一体何人引っ掛けたのでしょうか(笑)。
このままだと、新刊が出るたびに新ヒロイン登場という、エライ事態に!?
まさかそんなことはないと思うのですが…。でも出てくるヒロイン達がなんだかお嬢様っぽい二つ名がくっついているので、帆夏の一般人な思考っぷりを見ると、なぜかほっとする自分がいる(笑)。
ガンバレ、ぱーぷる姫!! アレ? よく考えると、帆夏も姫っぽいぞ?

総評

このシリーズのわが道を往くオリジナリティは、これからも続いて欲しいですね。
次なるヒロインはどんな子なのでしょうか? そして葵、帆夏の恋の行方は…。

“若紫” ヒカルが地球にいたころ……3 感想
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……2 感想
“葵” ヒカルが地球にいたころ……1 感想



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