丘ルトロジック4 風景男のデカダンス(角川スニーカー文庫)

2012年05月08日 18:29

丘ルトロジック4  風景男のデカダンス (角川スニーカー文庫)丘ルトロジック4 風景男のデカダンス (角川スニーカー文庫)
(2012/03/31)
耳目口 司

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「サクラダリセット」といい、最近はシリーズ完結ラッシュなのでしょうか? 去年の「このラノ」作品部門でトップ10入りした「丘ルトロジック」シリーズが、まさかの完結です。
丘ルトロジック4 風景男のデカダンス」(耳目口司著/角川スニーカー文庫
作品紹介

唐突に世界が終わってしまう、という妄想をしたことはあるだろうか?―いつものように都市伝説“ビッグフット”を取り返す計画を立てていた丘研メンバーたち。だが江西陀は沈丁花桜の「世界を取り返す」という言葉に不安を感じ、オカルトとして彼女の正体を調べようと、桜丘に相談してきた。一方歓楽街オアシスではカルト集団“セントポーリア”が超巨大勢力として復活し、“黒ミサ”がおこなわれ!?最後の丘ルトが始まる―。

☆ “世界を取り返す”。 部長の暴挙を止めるため、咲丘たちは走る!

もうちょっと続いて欲しかった…。 いやマジですよ。
あまりにも唐突過ぎる完結。 ちょっと心の準備が出来てなかったわ。 癖の強すぎるキャラたちが織り成す、オカルトに関するストーリーがもう見れないとか残念ですな。
最終巻ににふさわしく、これまでで最大規模のカオス発生。テロ、暴動当たり前、ついに人が死にます。 この作品の世界は、オカルトがどうのこうの言う前に、舞台設定そのものが血生臭いですね…。
そして、まさかの部長・沈丁花桜がラスボスとか…、今までそれを匂わせる発言を散々してきたとはいえ、「囮物語」の撫子がラスボスみたいな唐突さを感じましたね。
前回の「サクラダリセット」と同じく、こちらも今までの登場人物が総登場。 なんだけど、今回の完結の情報が唐突だったせいか、うまくまとめているという感じではなかったような。 最終巻だというのに、新キャラ出てくるし。
このシリーズが始まった時には、咲丘は部長とくっつくと思ってたんで、この明らかにフラグ粉砕の展開は、ちょっとビックリ。 一応最後には部長と○○するんですが、返す返すも唐突。
そのかわり、咲丘と江西陀はカップルのシーン多かったな~。 なんか江西陀のキャラが1巻の時に比べて、随分と柔らかくなった。

江西陀と咲丘のケンカと仲直り、部長の失踪、セントポーリアの復活、そして部長による“革命”。 暴動と混乱の最中、それぞれのキャラクターたちにちゃんと見せ場があって、要所要所で見ると、非常にいいシーンが多いんですが、全体通して見るとガチャガチャしている、というのが最終巻の感想ですね。
再三言うけど、予告なしの完結だったので、終わり方には若干の不満もあるけど、シリーズ全体ではやっぱり面白かったです。 とりあえず耳目口先生お疲れ様でした。 次回作期待してます。

☆ また一つ、シリーズが終わった…。

それにしてもよく終わるな~最近は。 よく考えたらファミ通文庫の「ココロコネクト」もあと2冊で完結だし。MF文庫Jの「まよチキ!」も次回の刊行で完結。 どの作品もこのブログを始めた頃に刊行された作品だから、終わるのはやっぱり淋しい。(前回も同じ事書いたな…) 長くやっているからといって、名作とは限らないけど、このシリーズの4巻…やっぱり短いよな…。

総評

「このラノ」にランクインしていただけに、唐突な終了が悔やまれます。
でも次があるはず。 そうに違いない!!

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