嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡(電撃文庫)

2012年04月01日 23:41

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
(2009/09/10)
入間 人間

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シリーズ最長長編です。 でもこれ、「みーまー」じゃないんじゃね?
みーくんとまーちゃんがイチャイチャしている間に、ホテルでは事件が。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡」(入間人間著/電撃文庫
作品紹介

これは、僕とまーちゃんの平穏無事で素敵なバカンスだ。嘘じゃない…よな?

☆ みーくんとまーちゃんとは、関係ないところで展開される群像劇!?

長かったよ~。 500ページ越えのシリーズ最長作品。 ですが、みーくんとまーちゃんは最初と最後にしか出ないという罠(笑)。
真ん中の部分だけ、メディアワークス文庫の入間作品かと思った。
もっとも、メディアワークス文庫で作品を出す前なので(多分)、しょうがないのかも。
そうそう、今回は「みーまー」以外の入間作品を読んでいると、結構ニヤニヤできます。
花咲太郎&トウキ、橘川英次、さらには青い髪の電波女・エリオと女々さん(?)まで!? 入間キャラオールスターですね。 というか、トウキのビジュアルこんなだったんだ!! ツインテロリツンデレ少女最高です。

ホテルのとある一室に転がっている死体。 この死体を巡って、上記の方々を含めた多数の人物による群像劇。 この手のドミノ式展開の話って、結構好き。 グランドホテル形式を入間流にやってみた。ってところか。
いつもみーくんの一人語りに四苦八苦させられている自分としては、今回は語りにクセが無い人物ばかりなので、非常に読みやすかった。 その代わり多視点なので、気をつけてないと筋を見失う可能性あり。
これ読んでると、メディアワークス文庫での作風に通じるものが、もう垣間見えてますね。 ほんとこの時から入間先生には、「群像劇がやりたい」っていう願望はあったのでしょうね。 ただ惜しむらくは、これ「みーまー」だっていうこと。 作品としては面白い試みだけど、「みーまー」としてはどうなんだろ?
といっても最後には、急展開が待っている訳ですが(笑)。 で、みーくんが壊れるんですね、わかります。

☆ いよいよあと2冊!!

コツコツ続けてきたこのシリーズの完全制覇も、残すは9&10巻を残すのみ。
長いなあ・・・。 けど良く頑張ったよ、俺。 パパッとやってしまいたいですな。
入間先生って前から、伊坂幸太郎作品の影響を公言しているけど、なんというかいつか「グラスホッパー」とかああいう殺し屋小説とか書いて・・・って、それはもう「トカゲの王」でやり始まってるか。能力者バトルモノの皮をかぶってはいますが。
入間作品を読んでいると、ライトノベル書くためには、ライトノベルだけ読んでいるのは問題外だって事を痛感しますね。
まあ、当たり前のことですが・・・。 そんな意味でも、流行に乗らないその作風をこれからも貫いてほしいものです。

総評

次回からどうやらクライマックスが近いみたいですね。 でもあの人が死んだからって、先は特に気にならないですよ。
全力で嘘だけど。 エイプリルフールだけに(笑)。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意 感想
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸 感想

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