--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

好敵手オンリーワン1(講談社ラノベ文庫)

2012年03月10日 14:04

好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)
(2012/02/02)
至道 流星

商品詳細を見る

「羽月莉音の帝国」が完結した至道先生の新シリーズ。
今回は幼なじみの主人公を巡って、二人のヒロインが宗教法人拡大バトル!?
好敵手オンリーワン」(至道流星著/講談社ラノベ文庫
作品紹介

桜月神社の一人娘、桜月弥生。天都教会の一人娘、天都水貴。美少女二人と孝一郎は幼なじみである。仲良く過ごしていた三人だが、孝一郎の一言をきっかけに、弥生と水貴は対抗するようになる。テストや体育、ラブレターの数まで、ありとあらゆることで勝負する二人。審判役としてつねに巻き込まれる孝一郎だが、余計な一言からさらにやっかいなことになる。それは「どちらの家がより資金を増やせるか勝負する」というもの。賞品は――「孝一郎を一生奴隷にする権利」!! それなのに二人の事業をそれぞれ手伝わされる孝一郎の運命は!?

神社の一人娘、桜月弥生。教会の一人娘、天都水貴。美少女二人と孝一郎は幼なじみだ。仲良く過ごしていた三人だが、孝一郎の一言をきっかけに、テストや体育、ラブレターの数まで、あらゆることで弥生と水貴が勝負するようになる。審判として巻き込まれる孝一郎のさらに余計な一言から、「どちらの家がより資金を増やせるか勝負する」という内容に変わる。しかも賞品は――「孝一郎を一生奴隷にする権利」!?

☆ 巫女とシスター、二人のヒロインによる宗教法人事業拡大バトル!!

講談社ラノベ文庫で始まった、至道流星先生の新シリーズ。
ガガガ文庫「羽月莉音の帝国」シリーズでは、たった五人の学生が、「世界征服」という野望に向かって資金を集める過程が、至道先生の経済知識をフルに活用した描写によって、単なるビジネス小説の枠に収まらないライトノベルになってました。
本作でもそれは健在、しかも今回は「二人のヒロインが事業拡大で対決」という形式になっているため、「帝国」に見られた事業の描写に忙しすぎて、キャラクターの描写が少なくなるという作品の欠点を、上手く克服しています。

ストーリーとしては、主人公・孝一郎の軽はずみな言動のせいで、幼なじみのヒロイン二人・天都水貴と桜月弥生が、宗教法人の事業拡大でバトルするというもの。 勝者には、主人公を一生奴隷にする権利が。
対決するまでの流れに、ものすごく無理があるような気がしなくもないですが、そこを乗り切ってしまえば、あとはいつもの至道節炸裂。 毎回思いますが、知識量が凄まじい。
「羽月莉音の帝国」と同じく、最初は順調に事業拡大していく二人ですが、その途中、致命的なトラブルが双方に発生します。
そのトラブルによって弥生&水貴は挫折を味わうのですが、「帝国」と違い、このトラブルを乗り越えることによって、ヒロイン達が孝一郎に対する想いに気付くようになるという構成が上手い。
こうすることによって、キャラ同士の絡みを増やすことに成功しています。
そしてトラブルを経て、最初はいがみ合っていた二人が、協力してリベンジする展開は、「帝国」では見られなかった、ライトノベルらしい燃える展開!!
経済ラノベとしての要素はそのままに、キャラクター小説としても進化を遂げた新シリーズの今後の展開が楽しみです!!

☆ 宗教法人の拡大って聞くと…。

ちょっと胡散臭く聞こえるよね。 こうやって書くと。 至道作品では、ときたま垣間見せるグレーゾーンな展開も特徴の一つになってきた感じがあります。 でも「帝国」でもヤクザに付け狙われたり、KGBに追っかけられたりする展開がありましたし、そういうラノベではなかなか見られない展開が、この作品の魅力なんだろうなと思うのですよ。
しかし、至道先生がラブコメっぽくするとこういう風になるのか…。 なんか目からウロコです。

総評

さてさて、積読では「帝国」の最終巻がもうすぐ。
新シリーズとともに、完結編も期待が増し増しです!!

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/836-18fe8c63
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。