GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神―(角川ビーンズ文庫)

2012年02月15日 17:02

GOSICKs   ‐ゴシックエス・春来たる死神‐   (角川ビーンズ文庫)GOSICKs   ‐ゴシックエス・春来たる死神‐   (角川ビーンズ文庫)
(2011/05/31)
桜庭 一樹

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「GOSICk」シリーズ初の短編集。
春来たる死神・九条一弥と金色の妖精・ヴィクトリカはいかにして出会ったか。
すべてのはじまりの物語。
GOSICKs -ゴシックエス・春来たる死神-」(桜庭一樹著/角川ビーンズ文庫
作品紹介

1924年、春。東洋の島国からソヴュール王国に留学してきた優等生の久城一弥は、学園に伝わる“春やってくる旅人が死をもたらす”という怪談から“死神”とあだ名され、クラスで孤独な日々を送っていた。そんな中、怪談どおりに殺人事件が起きてしまい…!?容疑者となった一弥を救ったのは、図書館塔最上階で書物を読みあさる不思議な美少女、ヴィクトリカだった―。それぞれの出会いを描く、「GOSICK」はじまりの短編集。

☆ 九条とヴィクトリカ…二人の出会いの物語。

シリーズ初の短編集。 ちょっと時間は戻って、九条君が聖マルグリット学園に入学して間もない頃の話。
彼は図書館塔の最上階で、学園内で“金色の妖精”と噂される不思議な美少女・ヴィクトリカと出会う―――。
シリーズもの、それもボーイ・ミーツ・ガールはやっぱりいつ見てもいいですな。
アニメでもそうだったけど、九条君安定の巻き込まれ体質(笑)。 殺人事件の容疑者にされてしまった彼は途方にくれるが、事件に興味を持ったヴィクトリカは、“知恵の泉”を駆使して事件を解決に導きます。
そして怪談大好き少女・アヴリルも登場。 彼女が転校してきたことで、またしても学園内で怪事件勃発。
短編集なんでしょうがないですけど、いくらなんでも事件起こりすぎだろ…(笑)。
アニメでやっているエピソードなんで、内容は同じなのかな~と思ってたら、後半アニメでやらなかったエピソードがあったりして、ちょっと得した気分。
しかも最後の話は、九条君とヴィクトリカが出会う前の話。 ワガママヴィクトリカの相手をするセシル先生の苦労を描きつつ、ヴィクトリカと九条の出会いの裏側を描いていて、ファンなら必見。 これ読むと二人の出会いが“偶然”ではなく“ヴィクトリカが九条を選んだ”ものだと分かって感動します。
ミステリーとしては相変わらず初心者向けという感じですが、キャラ描写がいつも以上に良いので、ファンとしては見逃せない一冊。

それにしてもすっごい今更な指摘だけど、
ヴィクトリカの口癖“知恵の泉が語りかけてくる”“カオスを再構成してやる”って中二病そのものだよね…でもちゃんと事件を解決してしまうあたりがなんとも。

☆ アヴリルの立場って…。

毎度思うのだけど、アヴリルの報われなさというか、可哀想な立ち位置っぷりには同情せざるを得ない。
どうやら九条君の事好きらしい?のに、最終的には九条君はヴィクトリカの元に行ってしまうし…。
今回だってずっと閉じ込められてたわけで、ホント可愛そうだわこの子。

総評

いいですよね短編集。こういう日常回は読んでて楽しい。
次回はまた本編です。

GOSICKⅢ ―ゴシック・青い薔薇の下で― 感想
GOSICKⅡ ―ゴシック・その罪は名もなき― 感想
GOSICK -ゴシック- 感想



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