人生(ガガガ文庫)

2012年02月13日 22:01

人生 (ガガガ文庫)人生 (ガガガ文庫)
(2012/01/18)
川岸 殴魚

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昨今のやたら長いタイトルに対する警鐘か!?
オレはちょっと違うぜ!的オーラを放ってますが、そのせいでムダに深遠なタイトルになった気がするぞ(笑)。
人生」(川岸殴魚著/ガガガ文庫
作品紹介

人生ハジマタ\(^o^)/

九文学園第二新聞部に所属する赤松勇樹は、入部早々に部長の二階堂彩香から、人生相談コーナーの担当を命じられる。生徒たちから寄せられた悩みに答えるのは、理系女子の遠藤梨乃、文系女子の九条ふみ、体育会系の鈴木いくみの三人。三者三様の意見はいつもまとまらずに、とりあえず実践してみることになるのだが……。友達、恋愛、勉強、性癖、将来のこと。あなたのありふれた悩みにバッチリお答え! 超☆感性・人生相談開始!! 「邪神大沼」シリーズで多くの読者を爆笑の渦に巻き込んだ驚異の新人! 川岸殴魚の最新作!!

☆ メガネ&残念少女3人が、あなたの悩みを解決します!!

なんかこう、京アニでアニメ化された「日常」を髣髴とさせるタイトルですが、要はメガネ主人公&残念美少女3人が人生相談にのって個人個人のお悩みを解決(?)していく話。 「生徒会の一存」系っぽいです。
こういう類いの話って、もう氾濫しすぎで正直滅多なことでは食指が動かないんですが、この極端に短いタイトルにちょっと惹かれました。
この手の作品って、笑いのレベルがそこそこ高くないとグダグダに終わる可能性高いんですが、この作品はそういう意味では結構レベル高し。
ネタ一つ一つの質が高く、腹抱えて笑うシーンが多かったのは、嬉しい誤算。 特に反省文のくだりはツボだった!!
なぜか帯にお笑いコンビ「ザ・ギース」(キングオブコントで名前を知ってる人いるかな?)がコメントを出しているので、どういうことなのかと思ってあとがきを読んだら、著者の川岸先生と昔一緒に活動してたそうな。 ということは先生は元?芸人ってことか・・・。 そりゃ面白いはずだわ。
作中でも「ザ・ギース」のコンビ二人がそれぞれリアルな相談をしていて、なんか人間関係の一幕みたいなのが垣間見えて面白い。

キャラの話へ。
ツッコミ担当・メガネ主人公。 理系美少女・遠藤梨乃。 歴美少女・九条ふみ。 体育会系美少女・鈴木いくみ。
正直どっかで見たようなキャラ設定なのは、このジャンルの場合しょうがないのかもしれないけど、ギャグレベルが非常に高いので、マンネリ感はあまり無いですね。 適度にエロやほっこりイイハナシも盛り込まれ、今時流行りの「ライトノベルらしいライトノベル」のお手本みたいな作品でした。 読む前はあまり期待してませんでしたが、思わぬ拾い物。

☆ 最近はこういうギャグライトノベルは読まなくなってきたな・・・。

さっきも書いたけど、氾濫しすぎなんですよね・・・。 書きやすい&お手軽なんで、正直どれを選んだらいいのかわからん! というのが本音。 ただ新人賞とか見ていると、こういう類いの作品でデビューした人って後が続かないんだよな・・・。
こういうジャンルでも「バカテス」「はがない」「ベン・トー」みたいに独自の個性を放ってれば、長く続くんだけど大半は消えていく・・・。 ラノベ業界の辛いところですが、流行ってるジャンル全盛期の時に流行ってるジャンルで勝負するのはちょっと見通しが甘いよね。 応募する時にはもう流行遅れになってると思った方が利口な気がする。 まあ、何にも行動してない私が言ったってしょうがないですけど・・・。

総評

最近は至道流星先生など、変わった経歴の持ち主のライトノベル作家が増えてきてますね。
いいんじゃないかな、こういう流れは。

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