ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~(メディアワークス文庫)

2012年02月05日 14:35

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
(2011/10/25)
三上 延

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前回に引き続き「ビブリア古書堂」シリーズ。
1巻と比べると、私が知ってる作品が多く出てきてくれたのでよかった。
ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~」(三上延著/メディアワークス文庫
作品紹介

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

☆ ビブリア古書堂には、今日もいわくつきの本が持ち込まれる・・・。

本屋大賞が期待される「ビブリア古書堂」シリーズ。
再び栞子さんの下で働くことになった大輔。 栞子さんんも退院して店に戻ってきた。
今回もいわくつきの本のミステリーを、栞子さんがさらっと解決。

前回ひょんなことから出会った少女・小菅奈緒が再び「ビブリア古書堂」を訪ねてきた。 なんでも妹の「時計じかけのオレンジ」を読んだ感想文を見てほしいのだと言う。 一見普通の感想文だったが、栞子さんはあることに気が付き・・・。(第1話)
スタンリー・キューブリックの監督の映画、ハヤカワNV版、ハヤカワepi文庫完全版どれも読んだことある私には、結構面白かったです。 そうそう、オチがね~。 読んだことある人いるかな?
相変わらず栞子さんが頭脳明晰すぎる。 子供のときから凄かったのね。

久しぶりに再会した、大輔の元彼女・高坂晶穂。 彼女から「父親の蔵書を買い取って欲しい」という依頼を受けた大輔たちは早速彼女の家へ。 大輔は久しぶりに再会した元カノの家ということで緊張していたが、彼女の家はギスギスした空気が流れていた・・・。(第2話)
福田定一って誰?と最初はなりますが、実は国民的超有名作家の本名。 本読まない人でも知ってるはず。
この人、たしか宮崎駿さんと対談してるんですよね。 「ファンです」って本人目の前にして言ってたし。
不器用な男の、娘への優しさが垣間見える話で泣ける。

「ビブリア古書堂」にやってきた男。 足塚不二雄の「UTOPIA 最後の世界大戦」はいくらで買ってくれるのかと訊いてきたその男は、査定を頼んだまま忽然と姿を消してしまう・・・。 この事件が明らかにする、栞子さんの出て行ってしまった母親の秘密とは。(第3話)
足塚不二雄って、ぶっちゃけあの超有名な二人組のマンガ家のことなんですが、「UTOPIA」は最近新装版で出てなかったっけ? 栞子さんの母親の秘密と、彼女に対する栞子さんの複雑な感情が繊細に描かれる。

エピローグの落とし方も見事で、大輔と栞子さんの間の恋愛とはいかない領域でのやりとりがくすぐったいです。

☆ 本屋大賞ノミネート。 受賞なるか?

ぶっちゃけ今までの受賞作の傾向を見ると、女性向けという感じがするんですよね。この本屋大賞というのは。
去年はワタクシご贔屓の作家・貴志祐介さんの「悪の経典」がノミネートされましたけど、10冊中の8位だったし、血生臭いのは敬遠される節がありますね。 あとSF方面とかも。
今年は「ジェノサイド」がノミネートされてるけど、「ビブリア」の方が可能性はあるかも。
「ジェノサイド」が受賞したら、それはそれで本屋大賞という賞を見直すんですけども・・・。

総評

なんか実写で映像化しそうなんだよな・・・。
まあ・・・そうなったらそうなった時、ということで。

ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~ 感想



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