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ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~(メディアワークス文庫)

2012年02月03日 16:07

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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巷で話題の「ビブリア古書堂」シリーズ。
「このミステリーがすごい」でも取り上げられたほか、今年の本屋大賞にも堂々ノミネート。
「ジェノサイド」やら話題作が名を連ねる中、
これはメディアワークス文庫創刊以来の快挙でしょう。

ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」(三上延著/メディアワークス文庫
作品紹介

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。

☆ ビブリア古書堂に持ち込まれる古書に秘められた謎と物語。

大変面白うございました!!
これはいい「日常の謎」モノのミステリー。 殺人とか血なまぐさい話もないし話題になってるのもわかる。
去年の「謎解きはディナーの後で」もそうだけど、本屋大賞はどっちかというと女性向けの傾向があるので、受賞作になるのも夢じゃない。

鎌倉にひっそりと立つ「ビブリア古書堂」を舞台に、本を読みたいのに読めない主人公・五浦大輔と、
超人見知りだけど、古本の知識が半端じゃない篠川栞子が、客が持ってきた本を巡る事件を解決していくというストーリー。
短編が4作収録されているんだけど、どれもレベルが高くて楽しめました。
大輔と栞子さんのファーストコンタクトと、大輔の出生の秘密が浮き彫りになる第1話。
せどり屋の所有する大事な本を盗んだ少女の、不可解な行動を解き明かす第2話。
本を売りに来た謎の男と、その本を取り戻そうとする妻の行動の理由がなんともいえない余韻を残す第3話。
そして、希少価値のある太宰治『晩年』を狙い、栞子さんにけがをさせた犯人を捕まえるため、一計を案じる第4話。
それまでのキャラクター総登場回にして、伏線がどんどん繋がっていくのと、巧妙などんでん返しが快感でお見事。
個人的に好きなのは第2話でしょうか。 盗んだ女の子の事情を聞くと、ちょっと可愛そうになります・・・。 全く男って奴は。

なんといっても、栞子さんが安楽椅子探偵すぎる。
本の知識が尋常じゃないのに、それ以外の対人コミュ二ケーション能力がちょっとダメなところがなんとも言えず、可愛い。
そして最終話のストーリーの展開が、ドラマの最終回過ぎる(笑) 本屋大賞受賞したら、映像化されそうな気がする。

☆ 本好きにはたまらない名前がちらほらと。

それにしても、マニアックな本の名前がいっぱい出てきますね・・・。
SF好きな自分としては、サンリオSFのくだりがちょっとだけニヤニヤ。 でも基本的に全部知らない名前。
でも売れたら(すでに十分売れてますが)、ここに出てきた作品も読みたいな・・・と思うのだけど、ちょっと古すぎるから無理かな・・・。

総評

なんか取りそうな気がするな本屋大賞。
次回続篇のレビューです。 今から楽しみです。



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コメント

  1. 赤猫 | URL | -

    気になっていた本なのですが

    買う気になりましたw

  2. naomatrix | URL | -

    Re: 気になっていた本なのですが

    >赤猫さん
    それはよかったです。
    本屋大賞取ったら良いな~。

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