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嘘神

2010年03月14日 21:53

嘘神 (角川ホラー文庫)嘘神 (角川ホラー文庫)
(2009/10/24)
三田村 志郎

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今回紹介する作品は「嘘神」(三田村志郎著)。
第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作品です。

いわゆるサバイバルゲームホラーですが、こういう小説好きですね~。
山田悠介作品はもちろんのこと(といっても未読)、貴志祐介氏の「クリムゾンの迷宮」なんかも好きですよ。
こういう小説はミステリ的な要素が必要になるのですが、それだけだとくどくなってしまうので、どこで折り合いをつけるかが大切になってきます。この作品は書き手があまり自己主張せずに、それぞれの友情や過去に焦点が当てられているので、非常に好感を持ちました。
まあ最近は、小説でも映画でもこの手の話が作られすぎているような気がします。いつからでしょうね。この手の話がいっぱい増えたのは。
やっぱり山田悠介作品や、映画「SAW」シリーズの存在が大きいのでしょうけど、山田悠介氏の一連の作品を見ればわかるとおり、このタイプの小説は設定さえ変えればほぼ無限にパターンがあるような気がします。書き手は楽しいでしょうけど、これだけあるとちょっと食傷気味です。

愛する弟を失ったコーイチは失意の日々を送っていたが、高校で初めて友達と呼べる仲間たちと出会った。しかし、ある朝目覚めると、5人の仲間と出口のない部屋にいた。「嘘神」の声が非情なゲームの始まりを告げる。ルールは7つ。しかし、嘘神の言葉にはひとつだけ嘘がある。与えられた水と食料はわずか。仲間の命を奪って脱出するのか、それとも…。若き新鋭、驚愕のデビュー作!第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

三田村氏には、絶対、山田悠介作品のようにマンネリに陥ってほしくないです。
私はいつでも常に挑戦し続ける作家の味方です。最後、偉そうに言ってみました。

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