羽月莉音の帝国9(ガガガ文庫)

2011年12月13日 16:34

羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)
(2011/10/18)
至道 流星

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ついに建国!! 恒太が神から大悪人に転落!?
クライマックス手前、世界を敵に回した革命部はどうなる!?
羽月莉音の帝国」(至道流星著/ガガガ文庫
作品紹介

革命前夜――革命部いよいよ建国のとき!

世界の頂上に君臨するローザたちアメリカ中枢からのメンバー入りの誘いを拒絶した俺たち。それは彼らを敵に回すことを意味する。一方、革命部が創設した新市場KKネクストは、世界経済の景気を急浮上させ、空前の巨大バブルを引き起こしていた。やがて世界の崩壊が始まる。その時こそが、俺たち革命部の建国の狼煙となるのだ。だが、アメリカをはじめとする列強国が、そう易々と建国など認めるわけもない。俺たちを史上最悪のテロ集団とみなし宣戦布告を突きつけてくる……。風雲急を告げる革命編に突入! いざ、世界大戦へ!

☆ バブル発生→世界大恐慌→帝国建国!

いや~すげーよ・・・。どうなっちゃうんだこのシリーズ。
ついに当初の目的であった「建国」を果たすため、猿島に集まった5人。 そして世界に対して宣戦布告する!!

ということで、もういろいろクライマックスな9巻。
相変わらず経済ウンチクはさすがですが、ここ最近のキャラ描写の弱い展開と違って、
建国前の莉音の迷い、巳継たちの決意表明とかの描写が多くて、大満足でした。
そうだよな・・・。フィクションとはいえ、この話には魔法や超能力もない現実の世界(いろいろ荒唐無稽ですが)。
その世界で、世界のからくりを利用しつつ、身一つ、たった5人でここまで上り詰めたわけですから。
それにしても読んでる間、あまりの話のデカさに、「これ、どうオチをつける気なんだ?」ってそれしか頭に無かった。

ローザに選択を迫られ、彼女と決別することを選んだ革命部。
そして建国に向け、最終段階として金を買い集めることに。金の高騰というところが、現実とリンクしてますね。
そして計画通りに進む、国際商業銀行とKKネクストの終焉・・・。 “計画的”にというところがなんとも。
恒太がテレビで華々しく終わりを宣言したおかげで、恒太は神様仏様から、悪魔、テロリストへ転落。
国民、マスコミの手のひら返しが極端だけど、痛快だな~。恒太が国民を『バカ』呼ばわりするのはやりすぎだけど、言う方になってみるとスカッとしますね!

☆ 莉音の迷い・・・。彼女を説得するために巳継たちが起こした行動とは!?

今回の目玉。 莉音と巳継の衝突。
建国は自分一人でやると譲らない莉音と、みんなでやると言う巳継。
さっぱり譲らない彼女に、巳継が出した答えは―――。
なんか今更感が漂う、巳継の両親登場(笑)。 いや笑っちゃいけないけど、今まで何をしてたんでしょうか?
そして決断と旅立ち。 なんかもうカッコ良過ぎるよお前ら・・・。

あとがきによると、次回でついに最終巻!!
世界に対して宣戦布告した革命部は、どのような結末を迎えるのか!?


総評

毎回のお楽しみ、キャラ紹介での沙織のコスプレ。
今回は『輪るピングドラム』のプリクリ様でした・・・。
最終巻が待ち遠しい!!

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