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『第32日本SF大賞、「魔法少女まどか☆マギカ」候補作に選ばれるも、大賞ならず。』のニュースを見た感想

2011年12月12日 20:49

華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
(2010/10/22)
上田 早夕里

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日本SF大賞:上田早夕里さん『華竜の宮』が選ばれる

日本SF大賞、『華竜の宮』に決まりましたね~。
ちなみに候補作は、

  『ダイナミックフィギュア』  三島浩司(早川書房)
  『華竜の宮』         上田早夕里(早川書房)
  『希望』           瀬名秀明(早川書房)
  『近代日本奇想小説史 明治篇』横田順彌(ピラールプレス)
  『魔法少女まどか☆マギカ』  原作:Magica Quartet、脚本:虚淵玄、監督:新房昭之


この内『魔法少女まどか☆マギカ』が候補作に選ばれたことで、ちょっとした話題になったわけですが、
最終的に受賞ならず。 正直このメンツでは、相手が悪いとしか。
『近代日本奇想小説史~』以外は既読だったんですが、『華竜の宮』の大賞受賞は、概ね予想通り。 この5作品の中では、多分コレだろうなと思ってました。
ダイナミックフィギュア』はガンダム系のリアルロボットSFですが、設定の詳細さに比べて、戦闘シーンが迫力無いのと、オチが安っぽいセカイ系みたいになったのが敗因か。
希望』は瀬名秀明氏の第一短編集。 一番ハードSFしてると思うのですが、『華竜の宮』に比べるとやや地味か。
そして『魔法少女まどか☆マギカ』。候補作に選ばれたというニュースが流れた時点で、「これはSFか?」と議論になりましたが、日本SF大賞は過去に『童夢』やら『電脳コイル』やら『エヴァ』やら『ガメラ2』とか受賞しているので問題なし。
ただ巷では絶賛されているけど、よくよく見てみると構成に欠陥もあるんで、その辺がマイナスだったみたい。
そして大賞受賞作の『華竜の宮』。 地殻変動により海面上昇した地球を舞台にした海洋黙示録SFです。
上田早夕里氏の短編集『魚舟・獣舟』(光文社文庫)の表題作と、同じ世界を舞台とした(リライト?)した作品ということで、『魚舟・獣舟』が超好みだった私としては、超のつく期待作。魚舟と共に生活している部族たちの描写が非常に良かったです。ただ全体的に海洋ものというより国際謀略ものっぽい展開なので、作品としては『魚舟・獣舟』の短編の方が好き。
コレが好きだという人は、つい最近刊行された上田氏の最新短編集『リリエンタールの末裔』(早川書房)の同じ世界を舞台とした表題作もオススメ。

それにしても、日本SF大賞受賞作も結構読んだな~。
「マルドゥック・スクランブル」「新世界より」「ハーモニー」「ペンギンハイウェイ」・・・。
どれもこれも力作ぞろいなんで、時間があったら挑戦してはいかがでしょうか。
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コメント

  1. KalaKaLa | URL | -

    お邪魔しました。

  2. naomatrix | URL | -

    Re: タイトルなし

    >KalaKalaさん
    いえいえ、また来てください。

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