妖魔夜行 闇への第一歩(角川スニーカー文庫)

2011年12月05日 19:25

妖魔夜行  闇への第一歩 (角川スニーカー文庫)妖魔夜行 闇への第一歩 (角川スニーカー文庫)
(2011/09/30)
山本 弘、グループSNE 他

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このブログで山本弘作品をじっくり語れる日が来ました!
ライトノベルの大傑作「妖魔夜行」シリーズが、SF作家山本弘によって新たな命が吹き込まれる!?
妖魔夜行 闇への第一歩」(山本弘グループSNE著/角川スニーカー文庫
作品紹介

恋愛に奥手な少女・亜季は、クラスメイトの蓮也と付き合い始め、ある夜、亜季の部屋で結ばれる。だが、二人の放つ幸せの匂いは、それを嫌悪する者―妖怪バッドエンドを引き寄せてしまう。蓮也と共に神楽坂のバー“深海”を訪れる亜季。そこは、東京中の妖怪たちのネットワークの中心地だった。身を守るため、自分を変えるため、亜季は決断を迫られて―。歴史的大傑作、奇跡の復活!これを読まずして、ライトノベルを語るなかれ。

☆ 恋愛奥手な少女が付き合い始めた男の子は、電気を操る妖怪!?

みなさん、山本弘はイイですよ!!
数いるSF作家の中でも、山本弘作品のアニメ・マンガ・ライトノベル読者に対しての間口の広さは異常(笑)。
それでいてネタだけじゃなく、ちゃんとSFしてるところがスゴイ。

ライトノベル創世記に好評を博した「妖魔夜行」シリーズが、グループSNE山本弘によって大復活。
昔のシリーズを知らない私なので、新鮮な気持ちで読みました。
正直予備知識などは全く必要なし。まっさらな状態で楽しめます。

恋愛に奥手、アニメ大好き少女・亜季。 彼女は自分の引っ込み思案な性格を直したいと考えていた。
そんな彼女が出会ったのが、クラスメイトの蓮也。 勇気を出して彼に告白をした亜季は、彼と付き合うことになる。
そして、ある日亜季の部屋で結ばれた二人だったが、それが彼女の波乱の日々の始まりだとは露知らず・・・。
他人の幸せを妬む妖怪・バッドエンドに付け狙われることになった二人は、妖怪達が集まる神楽坂のバー“深海”に向かう。 そこで蓮也の驚くべき正体を知ることに。

正直言うと、『妖怪』ものというよりは、『禁書』みたいな能力者バトルものに近い内容です。
それぞれの妖怪が、自分達の能力・特性を生かして相手を倒すという、実に由緒正しい王道ストーリー。
そんな王道のストーリーに、山本作品特有のネタで味付けを施した感じ。
亜季は『ハートキャッチプリキュア!』の花咲つぼみっぽい感じでしたな。 つぼみをかなり腐女子寄りにしたというか。
山本先生、自身のブログで『ハトプリ』絶賛してたから、ちょっと影響を受けたのかもしれない。
アニメ大好きな彼女ですが、蓮也の妹・鈴花も同じくマンガ・アニメ大好きだと知るや、ネタ連発。
鈴花も兄と同じく電気を発生させる能力を持っていることを知ると、
電気でコイン飛ばしたりしないの?とか(笑)。
鈴花の読んでいたラノベが『俺妹』だったり(角川スニーカーなのに)。
山本作品って、以前にも「ハルヒ」とか名前を隠すことなく、堂々と作品名を書いちゃうことがよくあったので、ライトノベルでもそれは変わらないんだと、安心しました。 ほかにも亜季が鈴花に誘われてゲームセンターにて恥ずかしい格好でバイトを始めたりと、最終決戦で亜季が変身する姿が魔法少女っぽかったり、萌えネタは山本作品の独壇場。
その引っ込み思案でアニメ好きな亜季が、蓮也と関わるうちに、能力に目覚めるというストーリーは超ベタだけど、アニメの第一話みたいな感じで良い。 ただ、他のキャラの活躍がそれほど無い、という意味でも第一話っぽいですが(笑)。
それにしてもバッドエンドの生まれた理由が『リア充爆発しろ』だったのは笑った。
いい感じにカスな性格で、いかにも最初でやられるタイプの悪役で良かった。

この終わり方だと明らかに続きものですが、続きも読む、ゼッタイ。

☆ オススメの山本弘作品!

良作ぞろいの山本作品。オススメはこちら。

詩羽のいる街 (角川文庫)詩羽のいる街 (角川文庫)
(2011/11/25)
山本 弘

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厳密にはSFじゃないけど、SFな作品。どういう意味かは読んでからのお楽しみ。
「ハルヒ」が好きなら、ゼッタイ楽しい作品。

アイの物語 (角川文庫)アイの物語 (角川文庫)
(2009/03/25)
山本 弘

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日本SF大賞候補、直木賞候補にもなったSF作品。
ロボットに関する連作短編集っぽい作り。アニメ、人工知能、介護ロボットなど、いろいろなテーマを扱ってます。

MM9 (創元SF文庫 )MM9 (創元SF文庫 )
(2010/06/24)
山本 弘

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怪獣が日常的に現れる日本が舞台。気象庁に所属する気特隊の活躍を描いた作品
怪獣による災害が「自然災害」に分類されているのが面白い。 ドラマ化もされました。

MM9―invasion―MM9―invasion―
(2011/07/21)
山本 弘

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「MM9」の続篇。 前回とはうって変わって極めてラノベっぽくなっています。
少年と美少女ウルトラマン(!)のボーイ・ミーツ・ガール。

ほかにも『地球移動作戦』『神は沈黙せず』とか『アリスとの決別』『トワイライト・テールズ』など、オススメ作品多し。
ライトノベル読者は、ぜひ読むべし。

総評

山本弘作品は、これからブログで紹介していこうかな~。
だって本当にオススメしたいんだもの!

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