とある飛空士への夜想曲(下)(ガガガ文庫)

2011年11月26日 14:20

とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)
(2011/09/17)
犬村 小六

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『追憶』で海猫と死闘を演じた、魔犬・千々石武夫の物語、ついに完結!!
千々石の生き様に、魂が震えます!!
とある飛空士への夜想曲(下)」(犬村小六著/ガガガ文庫
作品紹介

海猫と魔犬、空の王となるのは果たして!?

サイオン島には「魔犬」がいる――。ヴィクトリア海海戦より半年後、帝政天ツ上軍の撃墜王・千々石は、神聖レヴァーム皇国軍の飛空士たちにそう呼ばれ恐れられていた。しかし、物量に劣る天ツ上の兵士たちは、レヴァーム軍の果てしない攻撃を前に次々と命を散らしてゆく。そして、ついに東進を開始したバルドー機動艦隊。迎え撃つべく、空母「雲鶴」に再び乗り込んだ千々石を待ち構えていたのは、最新鋭科学兵器に守られた海の要塞と、あの男の技だった……! 魔犬と海猫――ふたりの天才は決着を求め、天空を翔る!「夜想曲」完結!!

☆ 『海猫』との再会―――魔犬は決戦の空へ。

私ね、コレ読み終わったときに、失敗したな~って思いましたね。
この『夜想曲』は上下巻一気に読まないとダメだわ。
スゴイ重厚な映画を見せられた気分ですよ。

戦争の最中、死んでいく戦友たちを目の当たりにして、若い飛行士達に戦闘の辞退を勧める千々石。 彼は闘いの中で、ひたすら敵を墜とす自分の生き方に疑問を感じ始めていた・・・。 そんな中、異動した先での空で『奴』と再会する―――今までで、ただ一度だけ敗れた男『海猫』。 千々石は再会した興奮に震える――― そして因縁に決着をつけるため、『海猫』に1対1で再戦を申し込むことに!。
だが、千々石の華々しい戦果に反して、戦争は天ツ上の敗戦濃厚になっていた―――。
これが最後の戦いになる―――そんな予感がする中、遊覧飛行以降、一度も連絡を取ってこなかった歌姫・ユキが訪ねてきて・・・。

ラノベじゃ滅多にお目にかかれない、男らしい展開!!
すごいよ。千々石のこの男らしさって、「このライトノベルがすごい! 2012」で上位になったキリトや上条さんなんか目じゃないよ!! 古臭いと思われるかもしれないけど、「男が惚れる男」とはこういう奴のことですよ。 男の生き様に感動したのなんて、ラノベじゃこの作品が初めてのような気がする。
いや~、この作品って、昨今のなよなよしたヘタレ男キャラが跋扈するラノベ界で、貴重すぎる存在。
『恋歌』や『追憶』はどっちかというと、青春してる感じだったけど、こっちは男臭さと命がけの恋って感じで、その分ラストの感動が上がってるんだよな。

☆ 魔犬VS海猫の行方―――そしてユキとの関係は。

ユキとの久しぶりの再会、なんだけど、この悲痛な感じ・・・。
だってもう、今回別れたら、二度と会えないかもしれないんですよ。
前回、遊覧飛行の際に、ギクシャクしたまま終わってしまったことを後悔していたユキは、本当の気持ちを千々石にぶつける。 そして彼女の言葉を聞いた千々石は―――。
うわぁぁぁぁ、なんて切ないシーンなんだ・・・。

そして運命の対決再び―――。
『追憶』の興奮再び。 限界を超えたイスマエルターンの連続に、鳥肌です。
果たして、魔犬VS海猫の行方は!? 千々石はユキの元へ帰ってくることができるのか!?
千々石の男の生き様を、最後まで見届けてください!!

総評

とりあえず個人的「男らしいキャラ」ランキングの1位ですね、千々石武夫は。
こんなキャラ、これから先も滅多に出会えないだろうな・・・・。

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