ベッドタイム・ストーリー(星海社FICTIONS)

2011年11月25日 11:44

ベッドタイム・ストーリー(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)ベッドタイム・ストーリー(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
(2011/09/16)
乙 一、釣巻 和 他

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今回は星海社朗読館シリーズ。 坂本真綾さんの朗読CD付きです。
いいね、こういう試みって。
ベッドタイム・ストーリー」(乙一著/星海社FICTIONS
作品紹介

「先輩、聞いてください。私には超能力があるのです。」

文学×朗読(CD)×イラスト それは新しい文学体験。
短編の名手、乙一が未来の夜空へ向けて放つ傑作SFラブストーリー。声優・坂本真綾の朗読が胸に迫るピクチャーディスクCDと、釣巻和が手がける切なさ全開の美麗なイラストレーションをフルカラーで収録したハードカバーブックレットをパッケージ化した星海社朗読館シリーズ第三弾。

■星海社朗読館シリーズとは?
未来の出版を目指す星海社のwebサイト『最前線』(http://sai-zen-sen.jp/)にて2010年に行われた特別企画『坂本真綾の満月朗読館』(http://sai-zen-sen.jp/special/roudokukan/)の書籍化を皮切りに展開する、星海社FICTIONSのレーベル内シリーズ。

☆ 「私には超能力があるのです。」 後輩の椎名が語る摩訶不思議な話。

急性白血病に犯され、ベッドに寝たきりの先輩。
見舞いに来てくれる椎名アカリは、先輩にベッドタイム・ストーリーを語って聞かせていた。
そして流星が見えるある夜、彼女が語り始めたのは―――「私には超能力があるのです。」

「ZOO」などで知られる短編の名手・乙一氏の作品。
白血病、ベッドで語られる話、この段階でオチはなんとなくわかりそうなものですが、こういう話にSF的な話を絡めてくるところに乙一氏のセンスを感じます。
要は、涼宮ハルヒ的な巨大な力(?)を手にした彼女が、その力で白血病に犯された先輩の運命を捻じ曲げようとする話なのですが、この力が自分から距離が離れた物にしか影響しないというところが新鮮。
しかも彼女の話が本当なのかどうかも明かされないまま、ストーリーが終わってしまうのも上手いですね。

しかしこの作品、坂本真綾さんの朗読CDを聴きながら読むと、また格別ですよ。
途中ですっごく間の空いた会話シーンがあるのですが、余命いくばくもない切迫感が痛いぐらい伝わってきてヤバイ。
こういうのって声優さんの演技力というか、演出力が試されますね。

☆ 朗読館シリーズその他。

月の珊瑚(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)月の珊瑚(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
(2011/10/14)
奈須 きのこ、武内 崇 他

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『山月記』(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)『山月記』(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
(2011/08/17)
中島 敦、ミギー 他

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銀河鉄道の夜 第9章「ジョバンニの切符」(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)銀河鉄道の夜 第9章「ジョバンニの切符」(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
(2011/07/15)
宮沢 賢治、竹 他

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四月の魔女の部屋(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)四月の魔女の部屋(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
(2011/11/16)
星空 めてお、逢倉 千尋 他

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う~ん、こんなに出ているのですか。
奈須きのこ先生の作品があるのは、ちょっとビックリ。
機会があったら、読んでみようかな。

総評

乙一氏の作品は、これからいろいろ読んでみようかと思ってます。
桜庭一樹作品もそうだけど、まだまだ読みたいのが多いですな!

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