--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バベル(電撃文庫)

2011年11月23日 22:29

バベル (電撃文庫)バベル (電撃文庫)
(2011/09/10)
中田 明

商品詳細を見る

電撃文庫80冊目、よくここまで来ましたな。
今回の作品は書店での衝動買いです。 ブラックコメディ群像劇!!
バベル」(中田明著/電撃文庫
作品紹介

国家解体後、連邦制が導入された日本。犯罪者と異国人で溢れる関東州スピアシティでは、クリスマスの喧騒の裏で国を揺るがす2つの事件が起こっていた…。1つ。没落日本が再起を懸ける式典で、英国女王に献上する国宝「肺魚」の盗難。2つ。州を牛耳る2大マフィアが、同盟の契りとして政略結婚させるはずの娘「スーシャン」の誘拐。ともに事件解決へのタイムリミットは、聖なる夜が明けるまでのわずか24時間。そこに首を突っ込んでしまったのは、ハッカーなお嬢様と元マフィアの少年、暴力治安官、キザ探偵、不良シスターetc…そんな悪い人たちの長くて騒々しい1日を描いたブラックコメディ群像劇。

☆ 地上と地下で起こる2つの事件。 騒がしい1日が始まる!?

今までの経験上、衝動買いした作品は、おおむね芳しくない感想をしてきた私ですが、どうやら今回もそうなりそうです・・・。

内容的には「神メモ」や「デュラララ!」とかを想起させる内容ですが・・・、う~ん、なんと言ったらいいんだろう。
紙幅が足らない、かな。
いろいろ考えた末、これが一番しっくりくると思う。
キャラクターが多すぎて、ゴチャゴチャしてるってのもそうなんだけど、こういう『24』みたいな話は、新城カズマ氏の『15×24』みたいに何巻かに分けて長編でやらないと、魅力が発揮できない気がするぞ。 本来なら上下巻でやるべき内容を、300ページでやろうとしてるから、キャラクター描写にしても、ストーリー展開にしても物足りない。
キャラクターが多いってのは、この作品のウリでもあるんだけど、どうにも視点が定まってなくて、非常に読みづらかった。
ストーリーに関しても、二つの事件を中心に進んでいくんだけど、コレは一つの事件にした方が、スッキリしたんじゃないかな。
そうした方が、スッキリした分、キャラクター描写に紙幅を使えるし。
あともう一つストーリーに関してなんだけど、『禁書』とか影響なのか、余計な設定が多すぎ。
もうちょっとコンパクトにできたはずだよ。 あらすじの『国家解体後~』の辺りの設定は、自分が作者だったら削っちゃうな。
こういう『24』型の作品は、錯綜するストーリー展開が売り物なんだから、物語に直接関係ない設定は、かえって読書の妨げになっちゃう。 いや、設定があるのはいいんだけど、ストーリーが進むにつれて徐々に明らかになっていく方法の方が、サスペンスが盛り上がっていい気がするんだけどな~。 要は最初から手の内明かしすぎなんですね。

キャラクターに関しても書きたいんだけど・・・、う~ん、困ったな。 何にも書くことがない(笑)。
ユリ&シュンペータパートの二人、どうにもキャラクターが掴みづらくて・・・、なんかストーリー進めるのに必死って気がする。
シュンペータがどうやら、ヤクザ関係の生い立ちをしていることが分かるんだけど、そもそもの話、この設定が生きてないからな・・・。
怪盗淑女とか、どうしてあんなデブの人にしちゃったんだろう? 流行からちょっと外れたところを狙ったんだろうけど・・・。

☆ こういう作品を書こうという意気込みは認めるけど・・・

結局、こういうものを書こうと思ったら、ちゃんと計算して書かないとダメだって事ですね。
あとそれぞれのキャラクターの視点をちゃんと書き分けて、余計な設定は省く。
この作品は、そういう意味で、ちょっと未熟。
次回に期待したいところ。

総評

今回は久しぶりに悪口ばっかりになっちゃいましたね。
でもホントは、この手の作品は好きなんですよ。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/757-0fa2ddac
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。