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夏合宿

2010年03月12日 21:53

夏合宿 (角川ホラー文庫)夏合宿 (角川ホラー文庫)
(2001/03)
瀬川 ことび

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今回紹介するのはホラーの中の変り種。
夏合宿」(瀬川ことび著)。

お葬式」で日本ホラー小説大賞の佳作を受賞した作家の短編集なのですが、まあ変わってるというか、独特の作品が多いです。
どう変わってるかというと、たとえば食人のネタが出てくるとたいていおぞましいシーンになるのですが、この方が書くと全く怖くない。というか、むしろコミカルになってしまうんです。
そこがこの人の才能なのです。ものすごく怖い話のはずが、どういうわけかそういう風に感じない。こういう風にかける人はかなり貴重だと思います。
これを読むと、笑いとホラーって割と紙一重の関係だと思いますよ。
紗央里ちゃんの家」の矢部嵩とともに、ホラー小説大賞の変り種だと思います。

中学二年生の俊輔は、たったひとりで剣道部の合宿へむかうところだった。夏期講習に参加したため、みんなと一緒に出発できなかったのである。合宿先は毎年恒例の、貸し別荘が点在する避暑地だったが、剣道部が借りたのは恐ろしく古く薄汚れた施設だった。終点のバス停まで迎えに来てくれた先輩と暗い山道を歩くうち、俊輔は林のなかに青白く光る不思議な火の玉を目撃してしまう…。ホラー大賞長編賞作家の、傑作短編集。


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