ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト(電撃文庫)

2011年09月12日 22:40

ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)
(2011/08/10)
川原 礫

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SAOシリーズ最新作。今回は2巻以降、久しぶりの短編集。
たぶん、というか間違いなく、今年の「このライトノベルがすごい!2012」の作品部門にランクインしてくると思います。
ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト」(川原礫著/電撃文庫
作品紹介

“SAO”中階層で、一人のプレイヤーが殺された。その殺害現場は、決してHPが減るはずのない“安全圏内”だった。これはプレイヤー・キルだと仮定するも、その殺害方法に全く見当がつかず…。奇怪な事件を、キリトとアスナが追う(『圏内事件』)。“ALO”伝説の聖剣“エクスキャリバー”。その獲得クエストがついに始まった。守護するモンスターたちの強さから一度は獲得を諦めていたキリトだったが、これを機に再び争奪戦に本格参戦する。しかし、このクエストには壮大な裏イベントがあり…(『キャリバー』)。“SAO”正式稼働初日。茅場晶彦によるデスゲーム開始の声明を受けた直後。キリトが決断した、このゲームを生き抜くための最初の一手。それは、ベータテスト時に攻略経験があるクエストを真っ先にクリアし、初期装備よりも強力な剣を獲得することだった(『はじまりの日』)。

☆ SAO内で発生した殺人事件、伝説の聖剣を巡るクエスト+α

前からずっと、最大級のべた褒めをしているこのシリーズ。
今までずっとA+ランクという扱いにしていたけど、
もうSランクにしてもいいんじゃないか? と考えています。
「良質のラノベ」「ライトノベルの理想形」という言葉は、この作品のためにある言葉のような気がする。
今回は2巻以降、久しぶりの中篇集。

圏内事件
キリトとアスナが“SAO”で行動を共にするようになって、日も浅い頃。
二人は一人のプレイヤーが謎の死を遂げる事件に遭遇する。 殺害現場は、決してHPが減るはずのない“安全圏内”。
犯人も殺害方法も不明の奇怪な事件を、二人は独自に捜査することに・・・。
「SAO」シリーズ初の、ミステリー(?)作品。 川原先生はあんまりうまくいってないと、あとがきで述べてますが、そうかな~? 結構ちゃんとミステリーしてると思うのだけど。 事件の真相の意外性も申し分ないし、「SAO」シリーズらしいオチの付け方もあって、相変わらずシリーズのクオリティの高さを見せつけてくれました。
それともう一つ見所は、キリトとアスナの出会って間もない頃の、初々しい関係。
アスナがいい感じにツンデレしていて、ニヤニヤさせられます。

キャリバー
GGOでの“死銃事件”が解決してから、キリトが出会った少女・シノンは、アスナたちと仲良くなり、ALOで共にプレイするようになっていた。 そんな中、キリトの元に「聖剣エクスキャリバーが発見される」というニュースが。
キリトたちはオールスターでクエストに挑むことに・・・。
というわけで、今まで出てきたヒロイン総出演。 いつもと比べるとワイワイガヤガヤ度が上がってます。
それはいいとして、クラインってこんなキャラだったんだっけ?
相変わらずキリトがチートだったり、ヒロインが増えて順調にハーレム化しているパーティといい、着実にキリトへの殺意が増している今日この頃(笑)。 途中で出てくる謎の美女「フレイヤ」の正体に、クラインさんが不遇すぎる(笑)。
そして、新キャラのシノンがいい所を持っていきました!

はじまりの日
書き下ろしの短編。
SAOでのデスゲームが開始して間もない頃、キリトは一人、自分のことだけを考えて行動していた・・・。
そんな中、キリトは同じくベータテスターである“コペル”と名乗るプレイヤーに出会うが・・・。
キリトがちょっとダークヒーローっぽい魅力を放っている話。 短い騙し合いということで、このSAOがデスゲームだった、ということを再認識しました。 もう終わった話だけど、違う主人公で、SAOのデスゲームを血も涙もない展開にして描いてくれないかな~と期待してみたり。

う~ん、ミステリーっぽい話とか、バリエーションも増えてきて、このシリーズの奥深さを見せ付けられたな。
そういえば、去年の「このライトノベルがすごい!」の作品部門トップ10中、唯一アニメ化、もしくはアニメ化予定の情報がないこのシリーズだけど、正直いつアニメ化って言われてもおかしくない気がする。
アニメーションにするんだったら、アクションシーンに定評があるところが映像化して欲しいな~。ufortableとかどうだろう?

☆ 今年は作品部門でジャンプアップするか!?

いつになるかわからないですが、多分「このライトノベルがすごい!」作品部門で1位になると思いますよ。冗談抜きで。
今の所、地道に巻数を重ねていってるだけで、話題が少ないですが、そういう所、キラいじゃないですね。 知る人ぞ知る、玄人好みの作品、みたいなところがあって好印象。 時流に流されないところもイイ。
とはいえ今年もなんとかトップテン入りしてほしいところ。一位は無理そうでも、喰らいついて欲しい。

総評

最近は「アクセル・ワールド」の方にも、ちょっと興味が出てきましたね。
余裕が出てきたら、買ってみようかな。

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