ディスコ探偵水曜日(上)(新潮文庫)

2011年08月09日 20:19

ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)
(2011/01)
舞城 王太郎

商品詳細を見る

初、舞城王太郎作品。
新潮文庫でKEIさんのイラストが表紙なんて異例中の異例。
西尾維新先生と同じ、メフィスト賞出身作家ということで非常に期待しております。
ディスコ探偵水曜日(上)」(舞城王太郎著/新潮文庫
作品紹介

愛、暴力、そしてミステリ。舞城史上、最大のスケールで描く最高傑作。
迷子捜し専門の米国人探偵・ディスコ・ウェンズデイ。あなたが日本を訪れたとき、〈神々の黄昏〉を告げる交響楽が鳴り響いた――。魂を奪われてしまった娘たち。この世を地獄につくりかえる漆黒の男。時間を彷徨う人びと。無限の謎を孕む館・パインハウス。名探偵たちの終わり無き饗宴。「新潮」掲載+書下ろし 1000枚。二十一世紀の黙示録、ここに完成。

☆ 最高傑作の舞城ワールド。ここに開幕。

というわけで初体験です、舞城王太郎
以前から名前は知ってましたけど、ものすごく尖がった作品を書くというイメージがあって敬遠してたんですよね。
でも最近は西尾先生をはじめ、講談社のメフィスト賞作家の作品を読み始めて慣れてきたので、そろそろ挑戦しようと思いまして。そしてこの度文庫化されたのでKEIさんのイラストに惹かれて購入してみた次第。
ああ間違いない、西尾先生と同じ匂い。
そして新潮社なのに漂う、講談社の香り(笑)


米国人探偵・ディスコ・ウェンズデイ。彼はとある事件で引き取った少女・山岸梢と共に暮らしていたが、ある日梢の中に“17歳の梢”を名乗る存在が侵入する。それ以来、梢は侵入されるたび体が大きくなったり小さくなったりをくりかえすようになってしまう。ディスコは半信半疑のまま“17歳の梢”と奇妙なコミュニケーションをとるようになるが、これが巷で発生しているパンダラヴァー事件、そして名探偵たちが推理の饗宴を繰り広げるパインハウスでの名探偵殺人事件に何かに導かれるように巻き込まれることに―――。

これが舞城作品ですか・・・。
なんというか文章からにじみ出るパワーがすごい。独特の言葉のセンスとか、改行しない会話文とか、ヘンテコな登場人物とか。その独特な文章のおかげで、ディスコと梢の関係に萌えつつ、いつのまにかファニーで不可解な謎に巻き込まれているのです。
大きくなった梢が出てきて急にタイムトラベルの話になったり、アソコから人間の指が出てきたり、魂泥棒・パンダラヴァーなる存在が起こす連続殺人?事件、パインハウス殺人事件が絡んできてからは途端にミステリー色が濃厚に。
ここまで読んでも、この作品がどこに落ち着くのか全く分からないです。上巻だけですが、ミステリーと言うにはいろいろありすぎて眩暈がしそう。SFに終わるのか、ミステリーに終わるのか? 
今まで西尾先生やら入間先生やら、文体が独特な作家の作品は結構読んできましたが、これはその究極という感じがする。
なおかつSFやらミステリーやらの要素が濃厚に入っているので、読んでてスッゴイ疲れる・・・。
まだ上巻だけですが、読むのに3日もかかってしまった。

講談社BOXを読みなれた今なら、暗病院終了とか登場人物たちの名前に抵抗はないですけど、普通の人はビックリでしょうね(笑)。 それにしても大爆笑カレーって(笑)。いくらなんでも。

後半はパインハウスでの殺人事件を名探偵たちが解決することに。
どうやら殺人事件に関する推理を披露してその推理に誤りがあった場合、その名探偵は目を箸で貫かれて殺されるらしい。
一発勝負の推理披露。なんつー緊張感のある設定。
でも中・下巻でディスコが大活躍するには、これだけ制約があった方が盛り上がると思う。
で、上巻最後のクライマックス。え!?というオチが待っているのですが、まだ上巻。そう簡単に事件が終わるはずもなく・・・。

☆ ディスコがカッコいい。ラノベ読みとしては。(舞城ファンの方、スイマセン)

すいません。naomatrixはこんな低レベルな感想しか言えないのです。
でもラノベ読みからすると、いなくなってしまった小さな梢を捜して、情報を頼りにディスコがパインハウスにたどり着く過程にはやっぱり熱いものを感じてしまうのです。
それにしても小さな子どもがいきなり大人になって生理が始まったら、反応に困るわ(笑)。

まだまだ先は長いので、深い感想は書けませんが、とりあえず上巻だけのの感想を書いてみました。

総評

今感想読み返したけど、舞城ファンに殺されるな・・・。
ホント自分の引き出しのなさにガッカリデスヨ。



にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/698-53fc07e2
    この記事へのトラックバック