半熟作家と“文学少女”な編集者(ファミ通文庫)

2011年06月19日 19:24

半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)
(2011/04/30)
野村 美月

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文学少女シリーズ、ついに完結!!
編集者となった遠子さんの最後の雄姿を見届けてください!
半熟作家と“文学少女”な編集者」(野村美月著/ファミ通文庫
作品紹介

文学少女”シリーズ、最後の物語。
新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。――が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわかにこにこと容赦なく原稿を修正してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!? そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて……って差出人は、まさか!? 高校生作家雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する”文学少女”の、最後の物語。

☆ 文学少女シリーズ、最終章。

今年もう何度言ったか分からない「シリーズ完結」という言葉。
また一つ、シリーズがその幕を閉じることに・・・。寂しいな・・・。
今回遠子さんは編集者として、ある新人売れっ子作家の担当をすることに。
だが彼はイケメンだけどワガママ・オレ様思考のダメダメな奴で!?
そんな高校生作家・雀宮快斗と遠子さんのドタバタで“文学少女”な日々。

半熟作家と“文学少女”な編集者
何人もの担当を交代させた後、売れっ子の高校生作家・雀宮快斗の前に現れたのは、天野遠子という名の女性だった。
オレ様思考が強い彼だったが、最初の面会で自分の作品の由来が「伊勢物語」にあることを見抜かれて以来、なんだかんだでおだてられて遠子の言いなりになってしまうのだった。
そんなある日、彼はとある脅迫じみたファンレターに悩まされていた。
そこには彼の未発表の作品のことが書かれており・・・。
多分みんな思ってるでしょうけど、快斗がムカつく(笑)。
こういう勘違いへタレ人間がアップアップしてるのは爽快ですな。
ファンレターの差出人の謎に遠子さんと二人で挑むことに。
いつも遠子さんのペースに乗せられてしまう快斗が楽しい。

半熟作家とスキャンダラスな淑女
パーティーで出会った女子大生作家・早川緋砂。彼女は遠子さんのもうひとりの担当作家だった。
生意気な彼女の態度に、早速火花を飛ばす快斗。
そしてなぜか遠子さんを巡って、短編競作の得票数で競うことに。
女性版快斗・早川緋砂登場。似た物同士だということに気付かないんですよね、当の二人は。
早川・快斗の遠子さんに対する思いの強さに感動する回。

半熟作家と空騒ぎの学友達
遠子さんに現在進行形で付き合っている彼氏がいる―――。
衝撃的な事実にショックを受ける快斗だったが、遠子さんの指摘で彼に留年の危機が。
久しぶり高校に登校する快斗はクラスメイトにとまどいつつも、球技大会に卓球で参加することに。
ところがその過程で、自分が運動オンチであることを思い出してしまい!?
オレ様思考のイケメンが、ウンチとか最高だな(笑)。
25歳超えているはずの遠子さん、なんとこの歳で制服姿披露。
ホントに成長してないですね。胸とか胸とか胸とか。

半熟作家とページを捲る“文学少女
遠子さんが秋に結婚する―――。
またしても衝撃的な事実を知って、快斗はとうとう原稿を放り出してしまう。
一人打ちひしがれる快斗の元に、遠子さんがやってきて・・・。
コレが本当に最後の話。女性の髪を編むなんて結構エロいシーンだと思ってしまうのは私だけでしょうか?
途中で回想で何度か出てきた図書館のアルバイトの子が、まさかまさかのあの人だったり(見事騙された)。
最後まで楽しませてくれました。

☆ 文学少女シリーズ完結で、いよいよ野村先生の新シリーズへ。

終わっちゃったな・・・。
思えば心葉と遠子さんの話に始まり、ななせのツンデレに悶えつつ、
ヘビーな過去を持つ登場人物を巡る深刻な事件を毎回解決して、文芸部の日常にほっとした、そんなシリーズでした。
変にギャグに走ることなく、繊細に登場人物たちの内面に迫っていくこのシリーズは、
ファミ通文庫の中でも異彩を放っていました。
野村先生の新シリーズ「“葵”ヒカルが地球にいた頃」に期待しつつ、たまにはこのシリーズのことを思い出してほしいですね・・・。
あ、そうか。今年で終わるということは、来年から「このライトノベルがすごい!」のランキングから外れるってことなのか・・・。
でも野村先生のことだから新シリーズも良作品のはずだ!

総評

野村先生、お疲れ様でした。
新シリーズも期待してます。

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コメント

  1. 金色の九尾狐 | URL | /02qLiNA

    文学少女終わってしまったのですか・・・(・ω・`)
    ファンだったので残念です(ノД`)

    絵も可愛くて好きだったのですよ・w・

    DVD、映画もやりましたよね(・ω・)
    まだ見てないですけど・・・

  2. naomatrix | URL | -

    Re: タイトルなし

    >金色の九尾狐さん
    文学少女シリーズは終わってしまいましたが、新シリーズが始まりました。
    野村先生の新たな代表作に期待しましょう!

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