ファイナリスト/M(講談社BOX)

2011年06月06日 18:23

ファイナリスト/M (講談社BOX)ファイナリスト/M (講談社BOX)
(2009/05/08)
天原 聖海、西村 キヌ 他

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新世紀の探偵を決める「D-1グランプリ」が開催!
一癖も二癖もある探偵たちに挑むのは、無職でニート!?(ただし人工知能付き)。
ファイナリスト/M」(天原聖美著/講談社BOX
作品紹介

新世紀の名探偵、ここに誕生! 舞台は日本中が注目する探偵グランプリ。気弱な僕の相棒は、スィートボイスの人工知能。いずれ劣らぬ探偵達に、虚々実々の連続殺人。さぁ、探偵新世紀の開幕だ!

☆ 「D-1グランプリ」の影で進む陰謀とは?

あらすじ読んで面白そうだったので、購入してみた。
D-1のDとは、Detective(探偵)の意味。

無職でニートの二ノ宮鷹史は、天才的な頭脳を持つ引きこもりの姉・鳩子から、人工知能『メルクリウス』を与えられる。
そして「新世代の探偵」を決めるための全国的な大会「D-1グランプリ」にて優勝し、賞金1000万をゲットすることを命じる。
しぶしぶ参加した鷹史は、「メルクリウス」の力を借りてとうとう決勝戦にまで残るが、この大会の裏で進む張り巡らされた陰謀に巻き込まれることに・・・。

読む前は、主人公が癖のある探偵と推理バトルを繰り広げ、勝ち抜いていくストーリーなんだと思ってましたが・・・、
なんか思ってたのと違う・・・。
いや、ストーリーはメチャクチャ本格的で面白いんですけど。
孤島で展開される殺人事件・死体消失の謎を巡る推理は見てて見ごたえ抜群。
決勝に残った主人公を含む4人の探偵も、個性の強いメンツで非常に良し。
鳩子やら鷹史が想いを寄せる桐子や、サブキャラもなかなか。
ただストーリーのメインとしては、「D-1グランプリ」の影で進むを陰謀を暴いていくっていう流れで、
「D-1グランプリ」のバトルはほとんど描かれないです・・・。
これは正直ガッカリ・・・。
じゃあ、この作品がつまらないかというとそんなことはなくて、本格推理ものの王道を行く展開にはハラハラさせられました。
ただちょっと入りこみすぎていて、よく筋を追ってないとついて行けなくなるかも。

それにしても人工知能の「メルクリウス」。
もうちょっと活躍があってもよかったんじゃないの?
いいキャラしてるのに、途中ぱったり活躍しない時があるんですよ。
面白くないわけじゃないけど、なんかな~。

☆ 探偵は最後の解答編が見せ場。

この作品は基本的に本格ミステリーなので、最後に見せ場が。
鷹史はそこに至るまで、けっこうヘタレな展開をしているので、なんか最後の推理のシーンが結構唐突に感じました。
メルクリウスが推理するのかと思ったら、最後まで補助的な役割に終わったのがちょっと予想外でした。

それにしても講談社BOX、こういった本格推理っぽいの多いですね。

総評

つづきの「ジャッジメントQ」はどうしようかな~。



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