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DINER

2010年02月17日 15:16

ダイナーダイナー
(2009/10/23)
平山夢明

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今日ご紹介するのは、DINER(ダイナー:平山夢明)
独白するユニバーサル横メルカトル」で2006年度日本推理作家協会賞、
「このミステリーがすごい!2007年・国内版」(宝島社)で第1位を受賞した著者の長編ノワールです。
内容紹介
短編作家・実録怪談の編者として有名な平山氏は「メルキオールの惨劇」などの長編作品も書いております。
今回は著者初のノワール作品。

ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。
 そこを訪れる客は、みな心に深いトラウマを抱えていた。
 一筋縄ではいかない凶暴な客ばかりを相手に、カナコは生き延びることができるのか?
 暗躍する組織の抗争、命がけの恋――。
 人の「狂気」「恐怖」を描いて当代随一の平山夢明が放つ、長編ノワール小説。


わたしはある日、殺し屋専門の定食屋に抛り込まれた。
ほんの出来心で、奇妙なバイトを引き受けたばっかりに・・・。
本当に最悪な出来事っていうのは、なんの助走も前触れもなく起こる。
足元に空いた真っ黒い穴に、人は落ちるまで気づかないんだ。
わたしは落ちた。これからするのは、その奈落でのお話――(ダイナー紹介ページより)

総評
面白かった!!
けど、間違いなく前回の「夜市」と比べると読む人を選びますね。
内臓が飛び交う、人体破壊、全然OKっていう人なら、非常に楽しめると思います。
出てくる殺し屋たちが、なんというか、いい意味でマンガ的なので、私にも親しみやすかったです。
オオバカナコ(主人公)とボンベロの関係が、章を進むごとに変わっていくのが、全体的に残酷なシーンが多い中で嬉しかったですね。ラストはリュック・ベッソン監督の映画「レオン」のごとき感動があって、(まだ未読の方、スイマセン)読む前の、暗いイメージが読後180度変わりましたよ。

たぶん、これを読む人の中には、この手の話はまったくダメという人もいると思いますが、
私としては「夜市」の癒しホラーファンタジーも「DINER」のグチャグチャ系、どっちも捨てがたいって言うスタンスなので、好みに合わない本が出てきても、そこはご容赦を。
それでは、今回はこれで。

平山作品の紹介記事↓
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