不思議系上司の攻略法(メディアワークス文庫)

2011年03月27日 23:16

不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)
(2010/11/25)
水沢 あきと

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かなりお久しぶりのメディアワークス文庫
最近は派手なのが続いたので、ここらでちょっと萌えが入った、大人な恋愛お仕事ストーリーはどうでしょう?
不思議系上司の攻略法」(水沢あきと著/メディアワークス文庫
作品紹介

梶原健二はしがないSE。その日も土曜日にも関わらず取引先に呼び出されていた。仕事が一段落した後、連れて行かれたのはよりによってメイド喫茶。しかし、健二はそこで「カヨ」と呼ばれるメイドと出会い、その献身さに一時の癒しを得たのだった…。そして月曜日。グループ企業から派遣された年下の女性が健二たちのチームの上長として着任。露骨に煙たがる同僚たちをよそに、健二はまったく別の衝撃を受けていた。その女性はメイドの「カヨ」に良く似ていて…!?書き下ろし。

☆ しがないSE・梶原の新しい上司は、年下のメイドさん?!

購入してから、かなり放置してしまいました。
読んでみたら、思ったよりSEの仕事の部分が良く描写されてました。
感覚としては、電撃文庫の「なれる!SE」シリーズに近いかも。

新しく着任した年下の女性上司が、秘密にメイド喫茶で働いてることを知ってしまう。
その秘密知ってしまった主人公は、なんとか彼女にメイド喫茶の仕事を続けてもらおうと・・・・。

年下女性上司がメイドさん。今までありそうでなかった設定。
いいな~。こういう上司欲しいです(笑)
真夜さんのキャラクターが、変に萌えに走ってなくてリアル。平日はSEの上司として部下をまとめる立場、土日はメイド喫茶でお給仕。しかしその秘密を梶原に知られてしまい、二つの自分の間で揺れ動くことに・・・。
その上、彼女のやり方に反発する部下達と上手くいかなくて、孤立する真夜。
そんな彼女を見て、梶原はある決心をする―――。
守ってあげたくなる、という言葉が良く似合うお人なんです、とにかく。
設定も程よくリアルだし、よく出来たテレビドラマ見てるみたいだった。(実際やったら、ひどい出来になりそうですが・・・)
扱われてるメイド喫茶も、ステレオタイプのベタベタな感じはあんまりなくて、「会長はメイド様!」みたいな、少女マンガっぽく描写されていてかなり好印象。
というか、全体的に良質の少女マンガを読んでるみたいな感じだった。

その一方で、新しく来た上司(しかも年下)が気に入らない梶原以外の部下達が、
反発したり、言うことを聞かなかったりして彼女が憎まれ役になってしまったりと、
リアルなお仕事ストーリーという部分でも秀逸です。
ところどころSEの知識が無いと、よく分からない描写がありますが、知識が無くても楽しめるようになってます。
SEの仕事を描いているという点では、先にも出た「なれる!SE」シリーズがありますが、年下上司がメイドさんというスパイスが効いているので、「なれる!SE」シリーズよりも楽しく読めました。

☆ どちらが本当の私だと思いますか?

後半は、メイドとしての姿を上司の早竹に知られてしまい、仕事人としても、メイドとしてもピンチに立たされてしまう真夜。
そんな彼女を守るため早竹の悪事の証拠を集めるために奔走する梶原。
やっぱり主人公はこうでなきゃね!
それにしても後半特筆すべきは、メイド喫茶のカヨ(真夜)の同僚のミハルでしょう!!
マジでいいキャラ過ぎて泣ける。
真夜の後輩で妹キャラなのに、BMWをぶっ飛ばしちゃうお金持ちのお嬢様とか素敵過ぎる(笑)

真夜さんの寂しさとか、健気な感じが非常に良く伝わってきて、
主人公男だけど、少女マンガで読みたいな~って思う作品。
ホントどこかの雑誌でやってくれないかな~。

上司としての“真夜”、メイドとしての“カヨ”
どちらがどうという話ではなくて、どちらも同じ人間の違う側面なんですね。
最後にちょっとデレた真夜さん、ご馳走様です(笑)

総評

疲れたとき、落ち込んだときに効くちょっとイイハナシ。
そんなメイドさん上司のお話。
というわけで、大プッシュです!!
2巻出たらマッハで買うぜ!!


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