戦闘破壊学園ダンゲロス(講談社BOX)

2011年03月21日 14:19

戦闘破壊学園ダンゲロス (講談社BOX)戦闘破壊学園ダンゲロス (講談社BOX)
(2011/02/02)
架神 恭介、左 他

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今回はTalents受賞作。
ここ数回ハズレばかりなので、頼みますぜ!!
戦闘破壊学園ダンゲロス」(架神恭介著/講談社BOX
作品紹介

「魔人」と呼ばれる異能力者たちが存在する、とある世界。私立希望崎学園・通称戦闘破壊学園ダンゲロスでは、対立する2つのグループの抗争が激化していた。邪賢王ヒロシマ率いる、暴力で学園を支配する「番長グループ」。ド正義卓也を擁する、魔人校則の遵守により治安を保つ「生徒会」。ハルマゲドン勃発の日、一般生徒の両性院男女は幼馴染の保護と引き換えに番長グループに協力することになる。生き残りを賭けた抗争はエスカレートし、未曾有のカタストロフへ―。

☆ エロ×グロ×バイオレンスな、サバイバル能力者バトルの極北へ!!

いや~~~~~~~!!!!、面白かった!!!
そうだよ、こういうの読みたかったんだよ!!

前回までの3作品がことごとくハズレだったので、余計に楽しく読めましたよ!!

ストーリーをはっきり言ってしまうと、バトルロワイアル×能力者もの。
「番町グループ」「生徒会」「転校生」の3つのグループ+αの仁義無き戦いの火蓋が切って落とされる・・・。
主人公・両性院男女は関係ないはずの戦いに、幼馴染・天音沙希が「転校生」の契約の報酬として誘拐されたことから、巻き込まれることに。

大好きです。こういうデスゲーム。
キャラクターがいい意味でテンプレ、そして過剰。
こういうの書ける人って、尊敬する。
それぞれのグループが様々な思惑でもって、「ハルマゲドン」が開始されるわけですが、
事態が3つのグループの思惑とは、関係ない方向に進んでいく展開が素晴らしい!!
途中で第4のグループが出てくるんですが、やっぱり予想外の事態で右往左往することに・・・。
それぞれのキャラがいろんな思惑を持って戦場に出て行くんだけど、いい奴も悪い奴も関係なく思惑が外れて、無様に死んでいく様は快感すら覚えます。
それにしても、通常の人間にはありえない力と能力を持っているものだから、どのキャラも自信満々なんですよね。
だからこそ、予想外の事態が起こってアワアワすると楽しいんですよ!!

それと、この作品のもうひとつの魅力は「過剰なまでのエロと暴力・残酷描写」。
考えるだけで身の毛のよだつ「肉体的に痛い」描写が連発。
キ○タマが取れるとか、生首チョンパ、脳味噌食い、目玉つぶしとか・・・・・。
ホラー映画も真っ青のゴア描写。
その上、左先生の絵が綺麗なもんだから、余計に来ちゃうんですよ。
こういうのダメな人は読まないほうがいいかも。
あと鏡子さんの能力やら、校長の能力とかエロイ描写もスゴイ。
ラノベでここまでやっていいのか?!という限界にトライしてます!!
牢屋での邪賢王と両性院に対する仕打ちは、ホント身の毛がよだつわ!!

しかし邪賢王、女の子になったら変わりすぎだろう(笑)
ビフォーの面影が、全く無いじゃん。
いっそそのままで・・・・・。

☆ 「3すくみ」という構成がうまい。

3つどもえだから、いろいろ裏での攻防があるんですよね。
自分以外の2つのグループが結託してるんじゃないか、とか勘繰ってみたり。
この作品を読んでると「情報」の大切さが分かりますね。
情報があることで、ワナを仕掛けたり、情報が無いことで見落としてしまったり、罠にはまったり・・・。

これ読んでると「ダンガンロンパ」を思い出すんですよね。
あれプレイしてる時もそうだったけど、いいキャラだな、と思ったキャラが呆気なく死んだりするとやっぱり辛い。
デスゲームものの宿命ですね。

それにしてもこの作品のオチって、「神戯」に通じる物がありますね。
主人公の設定にも共通点あるし(これ以上はネタバレなので、読んでみてください)

そういえば最後の所に「2次創作OK」みたいなことが書いてあったけど、誰かやるのかな?

総評

個人的には「神戯」に勝るとも劣らない出来だと思いましたよ!!
残酷描写とかが気にならないんだったら、買いの1冊です!!



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