偽物語(上)(講談社BOX)

2011年03月02日 00:49

偽物語(上) (講談社BOX)偽物語(上) (講談社BOX)
(2008/09/02)
西尾 維新

商品詳細を見る

今回からしばらく講談社BOXが続きます。
今回はお久しぶりの「化物語」シリーズ。
阿良々木君の可愛い妹達・ファイヤーシスターズメイン回です。
偽物語(上)」(西尾維新著/講談社BOX
作品紹介

“ファイヤーシスターズ”の実戦担当、阿良々木火憐。暦の妹である彼女が対峙する、「化物」ならぬ「偽物」とは!?台湾の気鋭イラストレーターVOFANとのコンビも絶好調!「化物語」の後日談が今始まる―西尾維新ここにあり!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春は、ほんものになるための戦いだ。

☆ ファイヤーシスターズ・火憐の巻!!・・・・のはずだ。

結構お久しぶりの「化物語」シリーズ。
今回は阿良々木君の妹2人・火憐と月火の話。
上巻では姉・火憐が中心の話・・・・のはずなんだけど、阿良々木君とハーレムヒロインズの無駄話のせいで、
ストーリーなんてほとんど無いようなもの。
冒頭からなぜか監禁されてしまった阿良々木君。
犯人は・・・・戦場ヶ原?!
というわけで、なぜこのような事態に陥ったのかという阿良々木君の回想から始まるんだけど、
回想だけで半分使ってます(笑)それも本筋とは関係ないどうでもいい(面白い)会話で(笑)
八九寺とおなじみの漫才を繰り広げ(噛みまみたの件、よくネタが尽きないもんだ)
撫子の家にお邪魔したり(どうでもいいけど、撫子も犯罪者っぽいな、行動やら言動が)、
神原の部屋を掃除したり、ラッキースケベしちゃったり(髪が伸びた神原ってどんな感じなんだろう?)。
そして西尾先生お得意の、阿良々木君のモノローグは絶好調!
そういえば忍が久しぶりに喋ったのも、サプライズ。

今回主役?の火憐の周りで、怪異の噂が広がっているそうで、
どうもその噂を広めている人物がいるらしい。
火憐は一人でそいつとの接触を試みたのだが・・・・
戦場ヶ原ひたぎにとって、因縁の人物・貝木泥舟。
ガハラさんの両親を離婚に追い込んだ、5人の詐欺師の最初の人物。
因縁の相手が今この町に来ていることを知って、ガハラさんは阿良々木君を・・・・
ガハラさん、意味が分からないよ(笑)

なんだかんだ言っても、火憐はやっぱり妹だな~。行動とか見てると。
貝木泥舟に「囲い火蜂」の毒を移されてしまった火憐を、何とか助けようとする阿良々木君。
妹をお風呂に入れさせたり、毒を移すために火憐とキスしちゃったり(!)
兄貴は大変です・・・・。
妹の方が身長が高いなんて、兄貴としてはかなり傷つくんだぞ(長男・naomatrix談)
そしてどういうわけか始まる、火憐VS暦のガチバトル!
クライマックスはここではないはずなのに、なぜこんなに燃えるんだろう・・・。

☆ 西尾マジックに今回もやられた・・・

西尾先生は割りと適当に書いてるんだと思うんだけど、時々ハッとさせられる文章が入るんですよね。
プロとアマチュアの中間みたいな。
会話文だけで読ませてしまうってのは、とんでもなく大変なことなんですが、
文章見ると苦労して書いてる感じがしないんだよな~。そこが凄いところなんだけども。
なんかこの巻に関しては「奇形」って言葉がぴったり来る。ストーリーのちぐはぐな感じが特に。
クライマックスがあっさり終わってしまったり、ストーリー上、どうでもいいようなところにメチャクチャ力入っていたり。
そのくせ、異常なくらいキャラ立ちしているところとか。
作りこんでるという感じではなくて、ストーリーを解体していってるような・・・フワッとしたこの感じ。
とにかく相当レベルの高いことをやっているのは確か。

総評

いつだか西尾先生の文章を真似できるような、とか言った気がするけど、
楽に書いてるようで、ものすごく計算して書いているという気がするな・・・
次回は下巻・月火の話だけど、やっぱり無駄話が8割占めるんだよね・・・・。

傷物語 感想
化物語(下) 感想
化物語(上) 感想



にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/547-97f4bc50
    この記事へのトラックバック