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わたしと男子と思春期妄想の彼女たち1 リア中ですが何か?(ファミ通文庫)

2011年02月19日 01:17

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)
(2011/01/29)
やのゆい

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今回は予告どおり、えんため大賞の優秀賞作品です。
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち1 リア中ですが何か?」(やのゆい著/ファミ通文庫
作品紹介

日々愛欲に悶える中学生・峰倉あすみ。ある朝、怪しい虚無僧に渡されたコンタクトレンズを通して彼女が見たものは、水着やブルマ、メイド服を纏って教室を占拠する“妄想少女”たちだった!彼女のいない男子なら誰もが望む妄想の彼女。だが、あすみの愛する高柳君にはいない!?学校一の“妄想美少女”リサたちと、奪・高柳君に燃えるあすみの恋はどうなる!?第12回えんため大賞優秀賞。

☆ 主人公が女の子、というのがなかなか新鮮なドタバタコメディ!!

怪しい虚無僧に渡されたコンタクトレンズをつけたら、水着やブルマ、メイド服をまとった妄想少女達が見えるように・・・・
普通だったら、男の主人公がこの能力を生かして、キャッキャするハーレムストーリーになる所。
ところが、これが“女の子”が主人公だったらどうなるか。
そんな試みをして、新鮮な印象を与えてくれたのがこの作品。

結論を言うと、結構面白かった。
少なくともギャグに関しては、前回紹介した特別賞の「○×△べーす」よりは面白かった。
あすみの独白が女の子らしからぬ、潔いぐらいの男らしさ。
あすみが密かに思いを寄せている高柳君のことになると、独白が猛烈に楽しい。
見た目は女、頭脳は男?みたいな気がしなくもないですが、少女マンガ家が書いたギャグマンガみたいで面白かった。
男の主人公だったら妄想少女との“恋愛”を焦点にしてラブコメに発展するところを、
女の子を主人公にすることで、“女の子同士の友情”という、ラノベでは比較的珍しいテーマを描いているのが新鮮。
事実、この作品では妄想少女たちだけでなく、クラスメイトとの友情・確執・嫉妬も描かれます。

それでいて、単にドタバタコメディするのかと思いきや、後半から教室内での書道作品切裂き事件、あすみの想い人・高柳君の周辺でおこる、爆破事件やボヤ騒ぎなどキナ臭い展開に。
ここら辺が二転三転して、先が読めない展開に。
途中までの展開で先が読めそうだったのですが、真相は意外なものでした。
こういうミステリーっぽい展開をして、予想通りのオチになってないところも高評価。

☆ 少女マンガにしたら面白いと思うな。

なんか「彼氏彼女の事情」の第1話みたいな気がしたなー。(例えがおかしいかな?)
女の子だってバカなこと考えたりしますよ、そりゃ。
この作品を優秀賞に選んだ選考委員は、なんともいい目をしていらっしゃるな。
だってこういう作品、ラノベだとちょっと思いつかないもん。

ただ文句がないかというと、そんなこともなくて、
妄想の女の子が見えるようになるという設定は、十分に生かされていると言う感じはしなかったです。
でも、それでも読める作品ではあります。
2巻以降でこの設定が生きてくるのでしょう。

応募時には「妄想少女」というタイトルだったらしいですが、既に角川スニーカー文庫で同名タイトルのラノベ作品があるので、このタイトルになったようです。(ちなみにパクリの心配はないようです)
でもどうなんだろうこのタイトル(笑)

総評

2巻は買ってみたくなりました。
続きを読んでみたいと思わせてくれる作品ですよ。

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