イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い(富士見ファンタジア文庫)

2011年02月01日 14:19

イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)
(2007/01)
細音 啓

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やばいです。これマジやばい。なんで今まで読まなかったんだろう・・・
イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い」(細音啓著/富士見ファンタジア文庫) 
作品紹介

彼女は、ずっと考えていた。人と関わらず、孤独な人生。それで、いいのかと。だから、決めたのだ。自分の“心”を形にして詠び出せる、名詠式を学ぶことを。そうすれば、少しでも彼に…何かを伝えられるかもしれないから―。『Keinez』・『Ruguz』・『Surisuz』・『Beorc』・『Arzus』―この五色を基本に、呼びたいものと同じ色の触媒を介し、名前を讃美し、詠うことで招き寄せる名詠式。その専修学校に通うクルーエルは、年下の転校生で、異端の夜色名詠を学ぶネイトに興味を抱く。一方、学校を訪れた虹色名詠士・カインツもまた、夜色名詠の使い手を探していて…!?第18回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。“君のもとへ続く詠。それを探す”召喚ファンタジー。

☆ 今の時代にファンタジーなんて・・・と思うなかれ。

いろんな方が大絶賛しているため、読みたいな~と思っていた本作。
イラストも「文学少女」シリーズの竹岡千穂先生なので、かなり期待しておりました。
で、期待以上というか、宝石の原石のような作品でしたね。

もう「透き通った物語」としか言いようがないですね。
名詠式の呪文が全て造語なのは、目を見張るところ。
こういう描写がしっかりしていると、一気にファンタジーとして説得力が増しますね。
それでいて文章も読みやすいし。繊細な美しさ、ということではラノベ作品随一って気がする。

クルーエル、ネイトの学園生活はイラストが竹岡先生のせいなのか「文学少女」の雰囲気に近いですね。
久しぶりにこんなギャグ少な目のシリアスな学校生活を見た気がする。毒されてますね私(笑)。
今の時代に王道ファンタジーで勝負するのは、よっぽど技術がないとダメ、
という編集者の方の意見を目にしたことがありますが、
この作品は、その数少ない一例のような気がする。

☆ 全巻揃えたいけど・・・

あのね、ちょっと前には近くの書店で全巻あったんですよ。
で、毎回書店へ行くたびに、積読を処理したら買おう買おうと思って・・・
それがね・・・ちょっと書店に行かないでいたら、影も形もなくなってるという(泣)
ちくしょうそれならアマゾンで・・・と思っていたら、
近くのブックオフで全巻出現しやがった・・・
とりあえず一安心。
気長に全巻揃えたいと思います。

総評

すごいな・・・書くのなら、こういう設定に凝ったファンタジーを書きたいものです。
2巻に期待したいと思います。

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