ぼっちーズ(角川単行本)

2010年12月11日 00:38

ぼっちーズぼっちーズ
(2010/11)
入間 人間

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入間人間月間もいよいよ終盤。
今回は単行本最新作!!
ぼっちーズ」(入間人間著/角川単行本)
作品紹介

僕と他人が揃っても、『友達』にはならない。『ぼっち達』になる。空を自由に飛びたいわけじゃない。酸素とチョコレートの次ぐらいに、誰もが気軽に手にしているもの。友達。僕はそれが、欲しい。若手新鋭作家が贈る、『ぼっち』達の青春ストーリー。

☆ Ⅲ、ではなく、ⅠⅠⅠと表記してあるのがミソ。

来ましたよ~。ぼっちーズ!!
友達作るのに苦労している方、今いる友達は、本当の友達なんだろうかと思い悩んでいる方、必見!!

舞台としては「僕の小規模な奇跡」「バカが全裸でやってくる」と同じ大学。
入間先生の通ってた大学がモデルのようです。
というわけで、この2作品の登場人物が、ちょこっとだけ顔を出すのが嬉しいサプライズ。
「僕の小規模な奇跡」の凸凹カップルは、前作で名前が出てこないだけによく見てないとわからないかも。

今回は、秘密基地を中心とした、友達ができない、作れなくて悩んでいる方々の青春模様ガテーマ。
うん、大学時代、全くと言っていいほど、友達のいなかった私には、生々しいテーマだ(笑)
全章通して、保険医がいい味しています。

いつか君との電気ロケット

しょっぱなから引き込まれるな~。
中村さん、秘密基地ってワードに食いつきすぎ(笑)
そして、笹島との中村さんを巡ってのぎこちない恋愛バトル(?)も面白いけど、哀愁がただよってて・・・
最後の告白の内容が、深いな。

朝と夜のオセロ

講義棟入り口ベンチでオセロか~。
想像するだけで、泣けてくる光景だ(笑)
なんかこう、ウロウロしてしまうんですよね。所在無く。
関係ないですけど、オセロって日本生まれのゲームなんですよ。知ってました?
最後、羽生田が森川の姿を探して大学内をウロウロする姿にちょっとウルッとしてしまった。

不正恋愛譚

墓地での追いかけっこ。怖すぎる・・・
田才と女坊主との会話が、(坊主と会話って、貴重だよね)深い。

逆フライング

本作で、一番短い章。
大学辞めるって言った時に、一緒の友達が本当の友達かどうかわかるってのは、ある意味真実。

清き湖底に住み着く者たち

このリア充め!!&全員集合。
こいつには、ほんと必要ないよ秘密基地。
吉田さんがいるだけ、マシなんだよ!!
いろんな伏線&ぼっちーズの意味解明。

ⅢではなくⅠⅠⅠと表記している意味が
僕と他人が揃っても、『友達』にはならない。『ぼっち達』になる。
から、わかりますね。

☆ 友達ってなんだろうね?

読み終わっておいてなんですけど(笑)
生涯のテーマですね。これ。
人間は誰しもが一人、というのが私の考えですけど(寂しい・・・)
少なくとも、こっちが合わせていかないといけない相手というのは、友達とは言わないんじゃないか。
腹割って話せる相手というのが理想。
みなさんはどうでしょうか?

総評

入間作品のベストです。
前回も同じことを言った気がしますが(笑)
次回は入間月間最終回、「電波女と青春男7」だ!!

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