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子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき(角川スニーカー文庫)

2010年10月31日 21:43

子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)
(2010/10/30)
玩具堂

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今年のスニーカー大賞の大賞受賞作です!!
去年の「シュガーダーク」も良かったですが、
今年はどうでしょう?
子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき」(玩具堂著/角川スニーカー文庫
作品紹介

生徒の悩みを解決に導く「迷わない子ひつじの会」。そのメンバーである成田真一郎は、寄せられる風変わりな相談に大奔走!そんな時出会ったのが、生徒会室の隣を隠れ家にするボサボサ頭の仙波明希。ダラリと本を読んでいる彼女に、なにげに相談について聞くと、毒舌だけどとても的を射ていて―!?実は生徒たちに「子ひつじの会」が広まったのは、この仙波の活躍があってこそだった!―第15回スニーカー大賞“大賞”受賞。

☆ 一言で言うと“巧い”作品です。

今年のスニーカー大賞の大賞受賞作。
結論から言うと、今回も当たりでした。

ストーリーとしては、生徒の悩みを解決に導く「迷わない子ひつじの会」にやってくる相談者の悩みを聞いて、
解決していくというのが、大まかな話。
で、最終的に生徒会室の隣で、だらりと本を読んでいるボサボサ頭のメガネ少女・仙波明希が、嫌々ながら的確なアドバイスをして解決に導く連作集の形をとっています。

なんと言っても、明希がカワイイです!!
なんかこうツンデレなんですけど、コレは“新種”のツンデレのような気がする・・・
ちょっとツンの表現の仕方が変わってるというか・・・
成田真一郎のキャラクターが若干テンプレな感じもありますが、まあそれは置いといて。
面白いのは、明希のアドバイスを聞いた真一郎が、そのまま実行に移さない所。
その行動に、アドバイスをした明希が驚いたりしているのが面白いです。

ミステリーという扱いになるのでしょうが、いずれもわかりそうでわからないという、
ギリギリのラインで、個人的には頭の体操を読んでいる感じ。
ただ2話目に関しては、オチが読めました(笑)。

コレ読んでて思ったのですが、イイ意味でイラストに騙されますね。
内容は萌えがうんたらではなくて、結構まじめな話ですし。
1話:恋文をもらった⇒差出人候補が二人いる⇒どっちなのか考えて欲しい。
2話:自分に叔父を殺したという根も葉もない噂が広まっている⇒噂を広めた犯人は?
3話:文芸部の部室整理中に、亡くなったSF作家の未完の原稿がでてきた⇒ストーリーからオチを考えて欲しい。
4話:健康診断したら、両親がどちらもO型なのに、私はA型だった⇒これからどうしたらいい?
4話目、重い!!

第一話から“男の娘”登場でテンションが上がりまくりですが、
いきなり相談者のお悩み相談から始まるので、会創設の話はいずれ別の機会にやるのでしょう。

☆ 各話ごとに視点が変わるので、意外と繰り返しという印象はナシ。

ここですね。巧いと思ったのは。
一見、同じ構成の繰り返しのように見えるんですが、
キャラクターの視点が各話ごとに違うので、飽きないです。
これは地味に巧いなと思いました。

最後に一言。
真一郎、ガンバレ!

総評

ぱやきのさんは、早急にぬいぐるみ化希望。
去年の「シュガーダーク」よりはヒットしそうな予感。
今後の展開に期待です!!
次回は「丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ」です!!
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コメント

  1. つかボン | URL | v14okzU2

    大賞ということで私も購入しました。
    まだ読んでませんが、なかなか好評のようなので楽しみです。新種のツンデレに期待です。

    個人的には、シュガーダークの続編をはやく出してほしいんですが、出版社側がやたら推してる割に一向に出る気配がないんで、この鬱憤は今年の大賞で晴らそうと思います。

  2. naomatrix | URL | -

    Re: タイトルなし

    >つかボンさん
    そうですよね~。いつ出るんだ「シュガーダーク」続編は。
    ここ最近、音沙汰が無いのであんまり押してた意味がないというか。
    待たせすぎも問題ですな~。

    その点、「子ひつじ~」は、安心していいと思いますよ。
    多分すぐ続編出ますから(笑)

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