--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『スプリット』&『メッセージ』観てきました!

2017年05月21日 23:25



本日、近くのシネコンにて『スプリット』と『メッセージ』を鑑賞してきました。

まず『スプリット』から。
『シックス・センス』『ヴィジット』のM・ナイト・シャマラン監督最新作ですが、3人の女子高生が23もの人格を持つ謎の男に監禁されるスリラー…ということになっております一応(笑)。
なんでこんな引っかかる物言いをしているかというと、監督があのシャマランなので、普通のスリラーで終わるわけがないから。
実際見てみると、前半と後半でスリラーとはいっても、ほぼ別ジャンルと言ってもいいぐらいに違う映画になっているのが特徴。
シャマランと言えば終盤におけるサプライズ展開が特徴ですが、見る前までは『アイデンティティー』とか『ザ・ウォード』みたいなサプライズ展開なのかな~と思ってみていたら、全く違う方向に話が進んでいくのには驚いた。 まさかサイコスリラーというジャンル自体がミスリードだとは思わなかった。
そしてこの『スプリット』という映画が、シャマランの過去のある映画とシリーズになっている(!)という衝撃的過ぎる展開。 そう言えばあの映画も今回のスプリットも“超人”が出てくるという点で共通してますしね。
どうやらシャマラン監督の次回作は今回の続きが描かれるようですが、MCUとかならともかく、シャマラン映画がこんな展開をするなんて想像もしてなかったのでいい意味で裏切られました!



そしてもう一本は原作テッド・チャン、『プリズナーズ』『ボーダーライン』の鬼才・ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が送るSF映画『メッセージ』。
ドゥニ・ヴィルヌーヴといえば10月に『ブレードランナー2049』が控えていますが、その監督に抜擢されるのも納得の作品でした。
ジャンル的にはいわゆる“ファーストコンタクト”ものなんですが、ここまで宇宙人との“コミュニケーション”することに重点を置いている映画はちょっと見たことないですね。 アボットとコステロ(昔のコメディ俳優コンビ)と名付けられたタコ型エイリアンが、墨(のようなもの)で描く円形の表意文字の意味を解読するまでのプロセスが非常に面白かった。
まず公開前から“どでかいばかうけ(お菓子)”と話題になっていた宇宙船のフォルムからしてインパクト抜群。
映画が始まってこの宇宙船の全体像が見えるまでが非常に上手くて、まず主人公の日常を見せておいて、宇宙船が出てきたというニュースが出てからもう一度同じ行動を主人公に取らせることによって、世界が非日常化してしまったことを印象づけてるんですよね。 そして宇宙船のが何もない平原にポツンと浮かんでいる様は、まるでルネ・マグリットの絵画のようでした。
実はこの『メッセージ』には、映像的なあるミスリードがあるんですが、そのミスリードが後半になって出てくる“時の流れがなくなったら”という非常にSF的なテーマと呼応する脚本になっているのにちょっと鳥肌が立ちましたね。 そしてそのミスリードに気づいた時、主人公にとって非常に残酷で哀しい、でもとても静謐な結末が待っています。 こんな感動はSF映画では最近ちょっとなかったですね。 近い所で言うと『インターステラー』がそうかも。
全体的にとても静かな映画ですが(ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品は大体そうです)、間違いなく傑作です。
見に行ってない人は是非!
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1356-bbd3af9e
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。