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鳴夜(講談社BOX)

2016年06月07日 23:30



本当に今さらですが、『夜宵』『宵鳴』と来てシリーズ3作目。
いまこうしてタイトルを並べて気がついたけど、夜宵→宵鳴→鳴夜って、夜、宵、鳴漢字3文字の組み合わせになっているのか。
鳴夜』(柴村仁著/講談社BOX
作品紹介

大晦日までの僅かな期間、日没とともに開き、日の出とともに閉まる、謎に包まれた市「細蟹の市」。
手に入らないものはないといわれ、人々の欲望と幻想が妖しく交差する――。
たった一人の市守り・サザによって守られ、永遠に続くと思われていたこの異形の市だったが、ある人物の来訪によって少しずつ破滅へと向かい始める……。

☆ シリーズ第3作! 細蟹の市、崩壊の時。

前作から(読むのが)結構間が空いてしまったのですが、シリーズ第3弾です。
前に書いたけども、1作目が恒川光太郎氏の『夜市』に影響を受けたらしい設定の作品でそれはそれで良かったけども、2作目はファンタジー要素は残しつつ、どちらかというと人の心の恐ろしさみたいな描写が増えていきました。

で、そんなこんながあっての第3作。
正直言うと、今まで読んだ2作に比べると、やや物足りなかったという感想です。
確かに『えっ、そっちに話し進んじゃうの!?』って展開が今回は連続するんですが、その分一つ一つの話がもやっとした所で終わってしまってちょっと消化不良。 その驚きの展開もなんだか他にやることがなくなって、無理やり終わらせようとしている感(あくまで私個人の感想です)があって、ノレなかった…。
前作を読んでからかなり間が空いてしまったという、私個人の問題でもあるんですが、それにしたって細蟹の市の終焉を描くには、そこに至るまでのロジックが謎すぎて、腑に落ちないまま読み進めていた状況。 サザがああいう風になるのももうちょっと説明が欲しかったところ。

☆ シリーズはこれからも続いていくのか?

今回の話を読む限り、どうもこのシリーズ一区切りっぽいんだよな…。
こういう話をやったら、そりゃ続けるのは難しいでしょうけど、設定が良いだけにもうちょっとこの世界を見ていたかった、というのが正直なところ。

総評

もし続編が出たら、多分買うと思います。 多分。

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