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いなくなれ、群青(新潮文庫NEX)

2015年07月14日 22:52



お久しぶりの河野裕作品。 『サクラダリセット』シリーズ以来か。
いろんな意味で、作風変わってないですな。
いなくなれ、群青」(河野裕著/新潮文庫NEX
作品紹介

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

☆ 記憶がない人たちが集まる島で起こる、連続落書き事件の真相は?

というわけでお久しぶりの河野裕作品。 「サクラダリセット」シリーズ以来、ちょっと離れていたんですが、新潮文庫NEXにて再会。
この新潮文庫NEXというレーベルは、結構通な感じの作家セレクトをしているんですが、谷川流先生の作品が『絶望系』の再刊だったのには心底がっかりした記憶があります。
とはいえこの間の相沢沙呼氏といい、森川智喜氏といい、小川一水氏といい、好きな作家が集まっている感じです。

そんな中で河野作品がしれっと入っているのは当然っちゃ当然なんですが、この人ね~「サクラダリセット」の終盤あたりの感想でも書いたんですけど、なんというか文章とか表現がいちいち“クサい”っていうのか、よく言えば村上春樹的な文章を書く人で、その辺がちょっと苦手。 ちょっと時間が開いたから新鮮な気持ちで読めるかな~って思ったんですが、久しぶりに読んでもやっぱりこの人の文章、ケーキに砂糖ぶっかけてるみたいだった。
でもこういう文章昔は結構読んでいたのに、今はなんとも…って感じになったのはやっぱり読書数が比べ物にならないレベルで増えたからだと思います。 その中で文章に好き嫌いって出てきちゃうのはしょうがないのかな~と。
それはさておき、内容は記憶を失った人々が集められた島で生活する人々の日常系ミステリー、という体裁のファンタジー。
ミステリーって書いたけど、読み終わってそんなにミステリーって感じではなかったな~と。 ていうか犯人お前かよ!?

☆ 人々の集まった理由、そして魔女の正体。

この作品はジャンルとしてファンタジー、ということになるんだろうけど、なんかもやもやが残るな~。 河野先生って、文章は苦手だけど、設定の作りこみとかはちゃんとしてたはずなんだけどね。
記憶を失った人たちがどうして島に集められたのかというのが最後に明かされるんですが、衝撃ではあるんですが、同時にふーんとも思ってしまいました。 そういうのが出来るんだったら、なんでもありじゃんって感じました。
劇的な設定のわりには、やってることがショボイというか、今2作目が出ているけど、このオチからどうやって続けるのか逆に気になるところです。

総評

面白いと感じるかどうかは、この文章との相性だと思いますが、結構売れているみたいですね。
それにしても2作目どうなるんだ…。

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