『マッドマックス 怒りのデス・ロード』&『ラブライブ! The school idol movie』観てきました!

2015年06月22日 00:07


昨日6月20日に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『ラブライブ! The school idol movie』の2本をハシゴしてまいりました。
後で書きますが、ラブライブ!の方は公開から1週間経っているのに、人がまだまだ多いですな。


まずマッドマックッスの方から。
公開前からいろいろ話題になっていた本作ですが、
ポスターの“お前のMADが目を覚ます”というキャッチコピーにやられ、youtubeの予告編でテンション上がって、MAN WITH A MISSION×Zebraheadの『Out of control』のCD買ってヘビロテして、見たことなかった過去作の1&2作目を見てしっかり予習して準備万端で鑑賞してきました。

結論;大大大傑作!! これぞ映画!!
体感する映画とはまさにこの作品のためにある気がします。
とにかく画面に映ってるもの全てがスゴイ。 狂ってるとしか言いようがないキャラが、これまた狂ってるとしか言いようがないカスタムカーに乗って、狂ってるテンションで次から次へと出てきます。 ウォーボーイズ、イモータン・ジョー、人食い男爵などなど、一回見たらほぼ間違いなく忘れないであろうビジュアルの面々がコレでもかと出てきます。あの火を噴くギター野郎とか、棒で行ったりきたりしてる奴とか何なんだ!!(笑)
そんな連中がコレだけ出てきているのに、その上に全体の8割近くがカーチェイスというバカヤロー(笑)な構成って最高か!!

映画評論家の町山智浩さんが『クライマックスが2時間ずっと続く映画』って言ってたけど、冗談じゃなく本当だった(笑)。

真面目な話をすると、実はこの映画って女性を称える映画なんじゃないかって気がしました。
強烈キャラたちに隠れがちだけど、この映画に出てくる女性ってなんかとんでもなく綺麗なんですよね。 化粧とかしているわけでは全くないんですが、芯の強さを感じさせる美しさというか。 あのスキンヘッドのフュリオサ(シャーリーズ・セロン)ですらそう。 そんな女性たちが虐げてきた男共に決死の叛逆をするんだから、むしろ女性の方がスカッとする気がする。
そこに加えてマックス(トム・ハーディ)やニュークス(ニコラス・ホルト)がものすごく女性を立てる行動をしているので素晴らしい。
男は黙って去るというオチは渋いな~。 こういう男を最近の目立ちたがりラノベ主人公は見習え。
ストーリーがシンプル極まるのもいいんだけど、そのシンプルの中にちゃんといろんなドラマを無駄なく含ませている脚本の上手さもあってとにかく素晴らしい。一見すると壮大な世界観なんだけど、基本的にこの映画、車の中だけで話が進むので、実は脚本家からすると書きやすいのかもしれない。
とにかくまだ見てない人は今すぐ劇場へ行って、文字通り体感してほしいです!!
そして頭をヒャッハーして“What a lovely day!”って叫べばいいよ!!




マッドマックス見た後で『ラブライブ!』見ちゃうと、うん、やっぱり物足りなく感じるよね、どうしても。 まあそれはこの映画が悪いわけではなく、マッドマックスが凄すぎたせいです。
前半がμ'sアメリカに渡っての珍道中、後半がμ’sを続けるか続けないかという話しになっていきますが、前半の珍道中はやっぱり面白い。 『けいおん!』の劇場版もそうだけど、海外旅行あるあるをちゃんとやってくれると楽しい。 どうでもいいですが海未はどんどん面白い人になっているな(笑)。 謎のシンガーが出てきて、彼女の正体が未来の…とか、唐突なファンタジー設定に戸惑ったりしたけど、アニメの頃から健在だったミュージカル演出が、割りと多めに出てきたりいつも通りだなあと感じました。

とはいえ、アニメ1期&2期を経ての、完結編としての劇場版として見るとやっぱりこの作品いろいろ不備が多いのも確か。
ラブライブ!の宣伝のためにアメリカでライブするというのはいいんだけど、ここにスタッフも誰もついて来ないのはいくらなんでも不自然じゃないですかね…。 9人のやり取りを描くために意図的にオミットされてるのかもしれないけど、映画見ている限りどうも彼女たちが9人だけで場所の選定から何から全部やったみたいになってますが…。 でもこの辺はアニメの頃からそうか。 この作品スタッフとかあえて描かないようにしている節があります。
ニューヨークでのライブシーンそれ自体はものすごくいいんですが、前日の夜からステージ前の描写も何もなくいきなりそこへ飛んでしまうので、唐突な感じが否めなかった。それとせっかくニューヨークへ行ったのに現地の人らの反応が全く描かれないのもちょっとな~。 帰ってきてやたら有名になったって描写があるけど、ニューヨークの反応描かないんだったら、別に海外行かなくても良かった気がするんですが…。
あと、あの謎のシンガー(この無理やりなファンタジー設定も突っ込みどころ満載ですが)のマイクを持ち帰るのはいいとして、そのマイク結局伏線でもなんでもなかったのね(笑)。
最後のモブアイドル含めたライブシーンも『え?スタジアムとかでするんじゃないの?』って思ってしまった。 アレだけのアイドルが道路を占拠していて、周りに関係者以外の観客がほとんど見えないというのも、不自然を通り越してファンタジーだよ!

結局なんでこんなに文句が出てしまうのかというと、去年の年末に見た『アイカツ!』の劇場版と比べてるからなんだな、と気づきました。あっちは大スター宮いちご祭りというライブに向かって、同じ仲間のアイドル、そして彼女たちを取り巻いている人たちと一緒になってライブの企画、曲の選定、歌詞の作成など準備の過程が丁寧に描かれ、それと同時に、“アイドルとは受け継がれていくもの”という一貫したテーマが作品内にあったんですが、ラブライブ!の劇場版はさっきも書いたとおり、スタッフとのやり取り、準備期間などがほとんどオミットされているので、“ライブを自分たちで作り上げた”という感じが希薄なんですよね。特に前半のニューヨークのライブはそう。 一応かなり終盤で、モブアイドルたちと一緒に準備、チラシ配りしているところは描かれるんですが、こういうのはそれこそμ’sメンバーで描いてほしかった。
見終わって思ったんだけど、この映画前半のニューヨークのシーンカットして、最初からラストのライブシーン2つに向けて準備してライブするって話で良かったんじゃないかと…。
μ’s続ける続けないって話も、あれだけアニメで葛藤してちゃんと感動的なドラマとしてオチをつけたのに、またその話持ち出すんだって、どうしたって見ていると思っちゃうし、この劇場版全体が蛇足な感じがしてしょうがなかったです。

脚本の花田氏って、私の中では「アイドルネタの時だけ本気出す人」という位置づけだったんですが、本作見てやっぱりこの人単に筆が早いから重宝がられているだけで、脚本家としては普通よりちょっと下ぐらいの人だよな~って思ってしまった。 この人のことみんな過大評価しすぎだと思うんですが。

結構批判を書いちゃったけど、笑いどころはふんだんにあるし、そういう意味では楽しいんだけど、中心を貫いてる話がもうちょっとしっかりしていてくれたら…と思わずにはいられないそんな作品。 評価は…5段階でいったら3くらいの映画です。
あ、ちなみに特典の色紙ですが、私は海未でした。 好きだからちょっと嬉しい。
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