ジェノサイド・エンジェル -叛逆の神々-(角川スニーカー文庫)

2015年01月27日 23:55


ジェノサイド・エンジェル―叛逆の神々 (角川文庫―角川スニーカー文庫)ジェノサイド・エンジェル―叛逆の神々 (角川文庫―角川スニーカー文庫)
(1997/06)
吉田 直

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なんだかものすごくお久しぶりな角川スニーカー文庫。 そして第2回スニーカー大賞受賞作。
「トリニティ・ブラッド」の作者として有名ですが、すでに故人なのが本当に残念です…。
ジェノサイド・エンジェル -叛逆の神々-」(吉田直著/角川スニーカー文庫
作品紹介

第2回スニーカー大賞受賞作。1998年8月、南アイルランドで先ケルト文明遺跡を発掘していた調査隊は突然目覚めたメタリックの巨人(守護妖精)に襲撃され、ほぼ全員が惨殺されたが、植嶋祥平と、彼が想いを寄せるイリアは奇跡的に生き残る。事故後、突然イリアは自らをアリアンロッドと名のり、女神像に似た人型兵器「神体」の乗り手として、祥平を戦渦に巻き込む…。

☆ 神体との出会いが、数奇な運命へと導く!

かなり個人的なフェチ的興味から買ってみた本作。 設定が1998年設定になっていることからも明らかなように、クラシックレベルの作品。 イラストから時代を感じられて、なんとも味わい深いですな。

ストーリーを見るとちょっとファンタジー設定のロボットアニメみたいな話なんですが、本作の場合乗るロボット(?)が意思を持ってて、しかも女性型(ここ重要)という今でもそんなに見ない設定なのが良い。
最初に事故に巻き込まれた仲間たちが、敵として出てくる展開はなんというか燃える。 しかも一番強いのが主人公の想い人っていうのがまた…。

大賞作品ということでいろいろ文章が上手いのはもちろんなんですが、ラスト付近の展開にちょっと驚き。 ああ、こういう展開にするんだ。 一見すると尺が足りなくなったのかなと思わなくないですが(枚数制限がある)、こういう明らかに大きな物語のプロローグ的な終わり方をするのは悪くないと思います。

☆ これ続き読んでみたかった…。

今となっては叶わぬ望みですが、コレの続編読んでみたいって気持ちはかなりあります。
ただこの作品が1クールのアニメ作品をぎゅっと1冊に押し込めたような展開をしているので、実際問題としてはかなり難しそうではありますが…。

この頃ってまだ“ライトノベル”って言葉もあんまり定着してなくて、いい意味でいろんな作品があふれていたと思うんですが、そんないい意味でカオスだった空気を体感するにはいい作品ではないでしょうか。

総評

ちなみに私のフェチ的興味というのは“巨大女性”型ロボットという点なのですが、コレと同じ理由で笹本祐一氏の『ARIEL』買ってしまいました(笑)。 ん~、あんまりいないんですよね、このフェチについて共感してくれる方が(笑)

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