ルー=ガルー2 インブクス×スクブス<相容れぬ夢魔>(下)(講談社文庫)

2014年08月10日 23:53


分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)
(2011/10/14)
京極 夏彦

商品詳細を見る

はい、というわけで下巻です。
予想通り下巻は盛り上がって良かった良かった(笑)
ルー=ガルー2 インクブス×スクブス<相容れぬ夢魔>」(京極夏彦著/講談社文庫
作品紹介

「兄は―狂っています」。雛子の告白は律子を戦慄させ、神崎一族が描いた禍々しい夢と三十年前の罪を白日の下に晒す。一家惨殺事件の真相に触れた刑事・橡の心は千々に乱れ、妄執に囚われた夢魔を罵倒する。少女は遂に、自ら毒を口に含んだ!巧緻に張り巡らされた伏線が感嘆を呼ぶ、シリーズ第二弾。

☆ 神埼一族の歪んだ野望。 そしてインクブスとスクブスとは?

下巻読み終わって思ったことですが、本当にこのシリーズは、上巻と下巻でテンションが全く違いますね(笑)。
上巻でいろいろ張られていた伏線が、ちゃんと回収されていくのは素晴らしいにしても、レギュラーメンバーの感情の起伏がだんだん激しくなっていくのが前作と同じく心に響くものがあります。
だからこそ前作と同じく、「なんで上巻からこのテンションじゃなかった?」と突っ込んでしまうんですよね。
しかも前作ならともかく、今回は前回の事件で感情の起伏があるところを一度見せているわけで、上巻で感情の起伏があんまりないところに必然性があんまり無いんですよね…。 ここはやっぱり直してほしいところでした。
とはいえ、やっぱり下巻後半のあの啖呵を切るシーンは良かった。

敵の野望が「不老不死」だったり、警察組織との癒着といった陰謀論くさい設定といい、雑誌「Newtype」で設定を募集しただけあるというか、ものすごく厨二病感あふれていますが、やっぱり書いているのが京極先生なので、ちゃんと読める文章に。

☆ 続きがみたいような、そうでもないような…。

ご存知の通り(?)このシリーズは今のところ続きは出ていないわけですが、う~ん…それは正解なのかもしれない。
なんというか2作読む限り、こういうアニメ的設定と京極タッチとの相性は悪くないとは思うのですが、ラノベ的なハジケが足らないというか、キャラの輪郭がぼや~ってしてるのがな…。 あとさっきから言ってますが、もうちょっと序盤から漫画的、アニメ的なキャラ描写でもいいと思いますよ。
それとせっかく近未来という設定があるのに、京極先生が全くそれを料理し切れてない感じが前作に引き続きすごい。
読んでいる途中本当に近未来という設定を忘れるんですよね。
というわけで人に勧めるには、ちょっとためらってしまう作品なのかな~。個人的には。

総評

それにしても京極作品といえば妖怪シリーズとかも続き読みたいです。
といっても、毎度のことながらあの厚さに気後れしてしまうわけで…。

ルー=ガルー2 インクブス×スクブス<相容れぬ夢魔>(上) 感想
ルー=ガルー 忌避すべき狼(下) 感想
ルー=ガルー 忌避すべき狼(上) 感想

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

  1. 鮫島 | URL | 27Yb112I

    流した涙が戻ってきました。

    もう我慢できなくて、こうして告白させてください。
    母子家庭で8歳の息子がいて、何も買ってあげられなかったんです。
    そんな私が一気に裕福になってしまえるなんて。
    連絡するだけで一生使い切れないほどのお金をもらえたんです。
    すぐにお金持ちになれます。
    イタズラじゃない人だけにすごい情報を教えます。
    もし知りたい人は、emi_himitu@yahoo.co.jpまでメールしてください。
    驚愕の秘密を連絡してくれた人だけに教えます。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1212-438ec7e2
この記事へのトラックバック