エロマンガ先生 妹と開かずの間(電撃文庫)

2014年06月15日 10:45


エロマンガ先生 妹と開かずの間 (電撃文庫)エロマンガ先生 妹と開かずの間 (電撃文庫)
(2013/12/10)
伏見 つかさ

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やっと来ました「俺妹」の伏見先生最新作!
高校生ライトノベル作家の兄と、謎の絵師“エロマンガ先生”の妹が織り成す作家日常型コメディ!
エロマンガ先生 妹と開かずの間」(伏見つかさ著/電撃文庫
作品紹介

高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。和泉紗霧。一年前に妹になったあいつは、まったく部屋から出てこない。今日も床をドンドンして、俺に食事を用意させやがる。こんな関係『兄妹』じゃないぜ。なんとか自発的に部屋から出てきてもらいたい。俺たちは二人きりの『家族』なんだから―。俺の相棒・担当イラストレーターの『エロマンガ先生』は、すっげーえろい絵を描く頼りになるヤツだ。会ったことないし、たぶんキモオタだろうけど、いつも感謝してる!…のだが、衝撃の事実が俺を襲う。『エロマンガ先生』は、俺の妹だった!?『俺の妹』コンビで贈る、新シリーズ!

☆ 『俺妹』コンビ再び! 伏見つかさ先生最新作!

『俺妹』が完結してから数ヶ月。 やっと伏見先生の最新作を読むことができました! ちょ~待ってた!
今度の主人公は高校生にしてライトノベル作家という和泉正宗が主人公。
彼の家には引きこもりで血の繋がっていない妹・紗霧がおり、妹に部屋から出てきて欲しいと願っている。
そんなある日、ふとしたことがきっかけで、正宗の作品のイラストを担当しているイラストレーター“エロマンガ先生”が紗霧だとわかり―――という話。
問題児の妹とその兄貴の日常コメディ―――と、なんだか『俺妹』の変奏曲という感じがしなくもない設定ですが、紗霧の性格は桐乃に比べると、口数の少ないコミュ障キャラにすることで、なんとか二番煎じを回避しているようです(それでも前作とかなり設定がかぶってますが・・・)。

その他、紗霧のクラスメイトで彼女を無理やり部屋から出そうとする神野めぐみ等、1巻からもう4人ぐらいヒロイン候補が出てきていますが、その中で一際存在感を放ってるのは、売れっ子美少女ライトノベル作家・山田エルフ。
前作の桐乃と黒猫を足して2で割ったようなキャラは、やっぱり強烈。 最終学歴が小卒だというものインパクト大。
前作はオタクという人種の実態を豊富なディテールで楽しく見せていましたが、今回は作家&絵師の周辺のディテールが非常に細かく描かれています。 それもそのはず、作家の生活の実態なんて、書いている作家が一番よく知ってるわけで、ディテールが細かいのも当然。 この先どんな展開で楽しませてくれるのか非常に楽しみです。

☆ そしてやっぱり『妹大好き!』に落ち着く(笑)

いくら紗霧が口数の少ないコミュ障キャラに設定してあるとはいえ、やってることは桐乃と大して変わらないのはご愛嬌。
桐乃は壁ドンしまくってましたが、紗霧は床ドンですか(笑)。
そして京介が桐乃のことを好きなのと同じように、正宗も紗霧に対して特別な思いを感じている事に気づくという読んでるこっちが呆れるぐらいの前作との設定かぶりっぷり。 この辺はもう作者が好きなんだから諦めるしかないんですかね。

というわけで伏見先生の新作はまずまずという感じ。
今のところエルフちゃんがいいキャラになっていきそう。
もうちょっと登場人物たちが書いている作品の中身についての描写があると、もっと良かった気がします。
ただ『めちゃくちゃ面白い』と言われても、肝心の中身が書いていないので…。

総評

それにしても動画生配信とか、こういう描写をさらっと入れてくるのって、ライトノベルでは意外とないんですよね。
今後もディテールの細かさに期待です!

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