--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フォークの先、希望の後(講談社文庫)

2014年06月10日 22:17


フォークの先、希望の後  THANATOS (講談社文庫)フォークの先、希望の後 THANATOS (講談社文庫)
(2013/02/15)
汀 こるもの

商品詳細を見る

汀こるもの氏によるTHANATOSシリーズ第3弾。
帯にラブストーリーと書いてあったので読んでみたら、本当にラブストーリーだった・・・。
というかそもそもミステリーですらなかった・・・。
フォークの先、希望の後」(汀こるもの著/講談社文庫
作品紹介

政治家の息子が飼う魚の世話で日給五万円、ただし飼い主の少年が現れると誰かが死ぬと噂あり。家庭の事情で高額バイトを探していた女子大生・彼方が屋敷へ向かうと理想の男性・高槻が目の前に…オクテな少女は恋に落ちた!だが戦慄の事件が続発。噂の少年“thanatos666”の呪いはやはり本物だった!? 彼方の恋と命の行方は?恋愛&恐怖の“タナトス”最新刊。(講談社文庫)

☆ THANATOSシリーズ第3弾!

普通、ミステリー作品・シリーズものの常として、何がしかの本格ミステリー要素が含まれる(と自分で勝手に思ってる)のですが、ミステリーとして出発したシリーズが、途中でミステリーじゃなくなるという展開は、ラノベならともかく、一般の文芸レーベルでは見たことがありませんでした。
今回のTHANATOSシリーズも第1弾「パラダイス・クローズド」では、孤島での連続殺人というガッチガチの本格ミステリーだったわけで、それがまさかシリーズ第3弾にして、ミステリーですらなくなるとは誰も予想しないでしょう。
一応事件らしい事件は起こるんですが、推理も何も無く真相が明かされ、ミステリーなぞどうでもいい、とでも言いたげです。
そしてその代わりにクローズアップされるのが、本作の主人公である彼方と、高槻、美樹とのやり取り。
相変わらず多いアクアリウムの知識と共に、美樹と彼方がお互い励ましたり? 励まされたりします。
そして「パラダイス・クローズド」を読んだ身としてはちょっと信じられないんですが、なんかイイ話風に終わります。

☆ 高槻は変な人だった!?

前2作では高槻視点で話が進んでいたせいで、肝心の高槻自身のキャラクターがよくわからなかったところがありましたが、今回は彼方視点で話が進んでいるため、高槻が真樹、美樹に負けず劣らず個性的なキャラクターであることが判明。
なんというか物騒極まる人ですな。

個人的にはミステリー方面でしっかりした作品が読みたかったという気持ちもありますが、バトルアニメの日常回を見ているような今回の話もたまにはいいのかなと。 この先このシリーズがどういう方向性になるのかわからないですが、注視していきたいと思います。

総評

それにしてもアクアリウムのネタが全く尽きないって、ドンだけ好きなんですかこるものさん(笑)。

まごころを、君に THANATOS 感想
パラダイス・クローズド THANATOS 感想

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1198-b94d3aaf
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。