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ロンドン・ブールヴァード

2010年04月01日 17:42

ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)
(2009/10/28)
ケン ブルーエン

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今回紹介するのは、映画マニアにおすすめのノワールロンドン・ブールヴァード」(ケン・ブルーエン著・新潮文庫)。
感想

この映画は昔のハリウッド映画「サンセット大通り」を下敷きにしているだけあって、映画を知っている私としてはニヤニヤしっぱなしでしたね。
サンセット大通り」って皆さんご存知ですか?
自分にいまだに人気があると思っている往年の大女優を巡って起こる事件を描いたものなんですが、いきなり主人公が死体となって発見されて、死体の回想で話が進むという変わった構成が非常に印象に残っております。
さらには、ジム・トンプスン、チャールズ・ウィルフォード、エルモア・レナードなど私の好きな作家の名前が、ごろごろ出てくるので、アメリカの犯罪小説はこんなところにも影響を与えているのだなあと思いました。

この作品にも、人気があると思っている大女優が出てくるのですが、結末が「サンセット大通り」よりブラックなオチがくっついております。
そのほか、犯罪者たちの生活ぶりがなまなましくて、楽しめました。
こういう作品は、日本には無い感性の作品が多くて、非常に好きなのです。

あらすじ

3年の刑期を終えて、ミッチェルは出所した。かつてのギャング仲間から荒っぽい仕事を世話される一方、彼はふとしたことから往年の大女優リリアンの屋敷の雑用係に収まる。リリアンに屈折した愛情を注ぐ執事ジョーダンは、彼女がミッチェルを“独占”できるよう何かと骨を折るのだが、おかげでミッチェルは危険な隘路へ―。華やかな受賞歴を誇る「ノワールの詩人」、会心の一作。

総評

基本的に犯罪小説というのは、独自の楽しみ方があるのでよく読みますね。
犯罪の手口とかがリアリティがあるのがいいですね。

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