瞳のさがしもの(メディアワークス文庫)

2014年04月07日 21:19


瞳のさがしもの (メディアワークス文庫)瞳のさがしもの (メディアワークス文庫)
(2013/09/25)
入間人間

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時間SFばかり集めた「時間のおとしもの」に引き続き、入間先生の短編集第2弾!
今回はタイトルどおり“瞳”に関する物語5編を収録。 どちらかというと青春している方(?)の入間作品です。
瞳のさがしもの」(入間人間著/メディアワークス文庫
作品紹介

「あ?」僕の乗っているバスが、交通事故に巻き込まれた。隕石が落ちてきたような、とても大きい音がした。それと同時に、僕の隣に偶然座っていた、とてもかわいい女の子と、激しくぶつかりあう。事故に遭ったことを瞬時に理解できず、僕の頭の中は真っ白になっていた。唯一記憶しているのは、その衝撃によって、自分の『右目』を失ってしまったこと。そして、隣に座っていたかわいい女の子と、ファーストキスを交わしたこと―。

☆ 入間短編集第2弾! 5つの“瞳”にまつわる物語。

なんだかまたしてもお久しぶりな気がする入間作品。 しかも短編集はもっと久しぶり。
全体的にSF寄りだった「時間のおとしもの」に比べると、今回は青春小説的な話が多いです。 ただしそれだけではないのが入間作品。

ひかりの消える朝
閉鎖されたパチンコ店に、ぼくは同級生の女の子・ひかりに会うために通っていた。
彼女は春休みが終わるころに引っ越してしまうのだ―――。
いきなりスゲーいい話! なんですが、何気に主人公が片目を失明しちゃってるので、結構痛い。
最後の「この泣き顔を近い将来あの笑顔に更新しないといけない」が素晴らしすぎて…。

静電気の季節
あらすじ参照。
これも青春していますな…。 そしてまたしても目負傷主人公(笑)。
この話もラストに非常に素晴らしい一文が。 入間先生こういう文章さらっと書けるのがすごいな~と思う。

みんなおかしい(ぼく含む)
入間先生お得意のサイコ方面の話。 いい感じに狂ってます。

瞳のさがしもの
表題作。 まさか高校生活から就職して退職するところまでやるとは思わなかった。 退職した後の主人公の行動の数々にいちいち共感している自分がいる(笑)。

にゃんと素敵にゃ
入間作品初(?)の猫の一人称小説。 スゲー、入間先生こんなのも書くんだ。

☆ 再確認する“入間流青春”の輝き。

やっぱり良いわ入間作品。 入間先生の青春話は程よいリアリティがあって、いい意味でノンフィクションな感じ。
前回のSF寄りの話ももちろん好きですが、こちらもまた違った意味で○。

総評

でも最近入間作品あんまり追っかけなくなったな~。 いや、つまらないとかじゃなくて、積読が大量にあって消化しないといけないんです…。

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