しずるさんと底無し密室たち(星海社文庫)

2014年02月12日 23:04


しずるさんと底無し密室たち (星海社文庫)しずるさんと底無し密室たち (星海社文庫)
(2013/09/11)
上遠野 浩平、国道12号 他

商品詳細を見る

やっぱりこのシリーズ、後で“百合”って宣伝文句を付けたな(笑)。
個人的には「サイモン・アークの事件簿」の女の子版、だと勝手に思っています。
しずるさんと底無し密室たち」(上遠野浩平著/星海社文庫
作品紹介

人が世界に謎を求めるとき、そこには必ず“ごまかし”があるわ――
「ねえしずるさん、密室ってなんなのかしら?」「そうね、よーちゃん、それはきっと、どんなものでもごまかせると思い込んだ人間の、つまらない錯覚なんでしょうね――」
今回、“深窓の美少女”しずるさんと好奇心旺盛な“わけありお嬢様”よーちゃんが挑むのは、複雑怪奇な密室事件。吸血植物、家族にまつわるゲームの呪い、ドッペルゲンガー、凍結した鳥人……これは、深淵から覗くふたつ目の事件簿。新装版にして完全版、星海社文庫版しずるさんシリーズ第2弾!

☆ 美少女二人が挑む怪奇な事件。 しずるさんシリーズ第2弾!

近所で起こる怪奇な事件を“深窓の美少女”しずるさんと、ちょっとワケありのお嬢様よーちゃんが迫っていく、安楽椅子探偵系ミステリー。
今回も一見摩訶不思議な事件に対して、しずるさんが明晰な頭脳で、事件の真実を見抜いていきます。
「吸血植物」「ドッペルゲンガー」「凍結鳥人」…と、今回の事件もなかなか奇妙な導入のものばかりですが、しずるさんにより披露される事件の真相は、どれも意外ではあれど、現実的なものばかり。
とはいえ、物騒な真相がほとんどなので、日常の謎タイプのミステリーを期待してる人(そんな人はいないか)は、注意が必要。個人的には最後の「凍結鳥人」の真相のトンデモぶりに笑いました。 そんなのアリかよ!!

しかし未だにしずるさんとよーちゃんに関しては謎が多いですね。 しずるさんの病名(かなりヤバそうなのはわかる)、よーちゃんの病院での扱われ方にしても、なんだかどこかのお嬢様っぽい。 この作品において上遠野氏が彼女たちの設定をどこまで掘り下げていくのか(というか掘り下げる気があるのか?)わからないですが、単純にミステリー短編集としてよく出来ているので、次回も楽しみです。

☆ ところで新作は…。

前回予告されていたしずるさんシリーズの新作の件。 まだ情報出ないのでしょうか?

総評

この作品は、もっとミステリーっぽくあってもいいんじゃないか。カーの短編みたいな雰囲気があってもそれはそれでいいとは思うのですが…。

しずるさんと偏屈な死者たち 感想

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1164-ba65c80a
    この記事へのトラックバック