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退出ゲーム(角川文庫)

2014年02月03日 22:09


退出ゲーム (角川文庫)退出ゲーム (角川文庫)
(2010/07/24)
初野 晴

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長いこと「読書メーター」の読みたい本に登録したまま放置していた、初野晴氏の青春ミステリー。
「氷菓」シリーズの吹奏楽版な趣き。
退出ゲーム」(初野晴著/角川文庫
作品紹介

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。

☆ 青春ミステリの名作“ハルチカ”シリーズ第1弾!

ホント長いこと放置してたな~このシリーズ(笑)。読書メーターに初めて登録した当初に、読みたい本として登録してから2年以上経過…今回ようやく読むことが出来ました。 ああ、そういえば「氷菓」シリーズも「遠まわりする雛」で止まっているから読まないとな・・・。

結晶泥棒
掲示板に貼られた脅迫状。 毎年のことで気にしていなかった学校側だったが、化学部から劇薬の硫酸銅の結晶が盗まれ・・・。 廃部寸前の吹奏楽部の部員あるチカは、とある事件で引きこもりになってしまった幼馴染のハルタに、事件の謎を解くため助けを求めることに。
ハルチカシリーズの記念すべき第一話。 読んだ印象としてはやっぱり「氷菓」シリーズの吹奏楽部バージョンといった感じです。ただあっちよりキャラが表情豊かな感じを受けます。 硫酸銅の行方はなんとも意外な真相でしたね。 勉強になります。

クロスキューブ
部員獲得のため、同級生の成島美代子に目をつけたハルタたち。 オーボエ奏者として実績を残していた彼女だったが、弟が死んだことをきっかけにしてオーボエをやめてしまっていた。 ハルタたちは成島の弟が残した“六面全てが白のルービック・キューブ”の謎を解くことに…。
このあいだ絵の書いていないジグソーパズルをホビーショップで発見したんですが、この作品に出てくるルービック・キューブの謎はもっと感動的。 この作品の面白いところは1話ごとに部員が増えていくこと。 面白いシステムですね。

☆ ほか「退出ゲーム」「エレファンツ・ブレス」収録

日本推理作家協会賞の短編部門の候補になった表題作「退出ゲーム」が、収録作品中では一番面白いのではないかと。
このちょっとコン・ゲーム的な騙しあいが楽しい。 ワンちゃんのくだりであっと言わされます。
そして最後の「エレファンツ・ブレス」は、謎の色「エレファンツ・ブレス」の秘密を追って、ある男女の過去に迫る話。 作中でも書かれてますが、ドラえもんの1話にありそうな話です。 ですが、真相はかなりシリアスなもの。戦争の後遺症って怖いですな。

総評

正直ミステリーとしての出来だったら、「氷菓」とそんなに違いは無いような気がします。
むしろ話が進むうちに仲間が増えていくところが「氷菓」に無い魅力。
続き読みたくなりました!

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