--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

踊る人形 名探偵三途川理とゴーレムのEは真実のE(講談社BOX)

2014年01月02日 21:50


踊る人形 名探偵三途川理とゴーレムのEは真実のE (講談社BOX)踊る人形 名探偵三途川理とゴーレムのEは真実のE (講談社BOX)
(2013/09/13)
森川 智喜、平沢 下戸 他

商品詳細を見る

あけましておめでとうございます!! 今年もよろしくお願いします。
新年一発目は、にわかに注目されてきている森川智喜氏の「三途川理」シリーズ第3作!
踊る人形 名探偵三途川理とゴーレムのEは真実のE
作品紹介

探偵小説が大好きな小学生・古沢くんと同級生のふみこちゃん。二人は公園で出会った謎の博士・エリカが泥と呪文でつくりだした怪人・ゴーレムに出遭う。孤独を嘆き、自分の仲間を増やせと博士を脅迫するゴーレム。そこに悪名高き名探偵・三途川理が関わってきて――。人形男ことゴーレムに、小学生探偵たちは勝てるのか!?

☆ 少年探偵団VS怪人ゴーレム! 三途川理シリーズ第3作!

ファンタジー×本格ミステリーで徐々にファンを獲得しつつある森川智喜氏の「三途川理」シリーズ。
1作目は「4人の人間から、人間に化けている猫を探す」、
2作目は「何でも教えてくれる魔法の鏡に頼りまくる魔法少女探偵」と、かなり無茶苦茶な設定が続いてきたこのシリーズですが、3作目は不死身のゴーレム登場。 もはやなんでもありです。
こんな何でもありな設定の癖に、ちゃんと本格ミステリーしているんだから、ホント凄いとしか言いようがないっす。

今回少年探偵隊が登場ということで、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを意識して、文章がわざと低年齢向け作品のように書いてあるのが楽しい。 個人的な感想ですが、こういう文章は読んでいると微笑ましくなります。
序盤から中盤にかけては少年探偵隊を執念深く追い掛け回すゴーレム男が怖い。 というか耳やら手やら足やら取り外せて、別個で動かせるとか無敵すぎる。 このゴーレムのギミックが面白すぎて、ゴーレム主人公で何か作品が書けてしまうんじゃないかと思うぐらい、濃い描写が連続して飽きさせません。
そして探偵隊の面子の古沢君、志摩君、芙美子ちゃんのキャラも、ちゃんと描写がしっかりしていて、それぞれに見せ場があるのが素晴らしすぎる。 このバランス感覚は本当に神がかり。

☆ そして今回も、三途川はクズだった(笑)。

毎回毎回事件を解決するどころか、むしろひっかき回す役回りを演じている三途川理。 犯人に加担したり、自分で起こした事件を自分で解決したりして、悪名を轟かした彼ですが、今回が今までで一番クズな行動している気がします。
探偵隊の信頼を平気で裏切る三途川さん、マジで鬼畜です(笑)。
途中、ゴーレム女が出てきた辺りから、なぜかゴーレムさんの影が薄くなってくるのはそういう理由だったんですね。

それにしてもゴーレムを動かすための『EMETH』の紙のアレ久しぶりに見たな~。
『地獄先生ぬ~べ~』で見て以来だ(笑)。 だからどうやったら退治できるかはすぐ分かったんですが、ゴーレムがまたしぶとくてしぶとくて…。 ホントにハラハラばっかりしてました。

総評

いや~、今回も虚虚実実の駆け引きが素晴らしかった。 文句なしの『S』ランク作品。
こんな感じで今年もぼちぼち続けていきたいと思います。

スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の眼を持つ 感想
キャットフード 三途川理と注文の多い館の殺人 感想



にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1149-8d8aa10d
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。