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ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)(講談社文庫)

2013年12月22日 12:46


分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫)
(2011/09/15)
京極 夏彦

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近未来SFサイコサスペンス『ルー=ガルー』シリーズ下巻!
上巻に比べてアクション多めで、素晴らしく興奮しました!
ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)」(京極夏彦著/講談社文庫
作品紹介

「足りなかったんだ」。刑事・椽は連続殺人の被害者にある共通点を見出す。葉月は現実に脚を踏み出し、自然の手触りと匂いを知る。やがて明かされる椽の親友の末路と、カウンセラー・不破の母が死を選んだ理由。そして狼は言う。「人を殺すのは―良くないことですね」。百鬼夜行シリーズにも連なる響愕の結末。

☆ 犯人の驚愕の動機。 狼はどこへ行く?

というわけで下巻です。
なんというか、上巻とこんなに印象が違う作品も珍しい気がする。
上巻は全体的にテンションが低くて(というかキャラの区別がつかなくて)、「あ、これハズレかな」と思ったりしましたが、下巻は面白かった。 特に犯人の正体が判明してからの面白さがヤバイ。 まさか女の子たちがプラズマ砲を持ち出してくるなんて、上巻では予想もしなかったです(笑)。
前回死に設定と言ってしまった管理社会SFの部分は、こういう使い方をされるんですね。まあ、ありがちな使い方ではありますが、とりあえず死んだままにならなくて良かったです。 というか犯人の卑劣さがこの設定のおかげで上手く強調されてましたね。 あんなにテンションの低かった橡や静枝さんも怒りにまかせて感情を発露するシーンがあってなぜかほっとしました…。
それにしても『百鬼夜行』シリーズみたく探偵小説らしく展開するのかと思いきや、結構アクションシーンが多くてびっくりしたな~。 歩未 ちゃんの秘密が明かされてからの活躍ぶりがなんとも頼もしい。 雛子、麗猫にもそれぞれ見せ場がありましたが、この子たちの活躍をもうちょっと見てみたかった気がします。

☆ 「百鬼夜行」シリーズにつながる犯人の動機。

犯人の動機の部分、「百鬼夜行」シリーズというよりも「魍魎の匣」を思いだしました。 死んでいるはずの人間を無理やり生かすために殺人を犯すという動機はまさにそのまま。 これ読んでいると「魍魎の匣」って実は結構SFっぽいんだな~って思います。

上下巻通して読んでみて思ったことですが、これやっぱり1冊で読んだ方が楽しめますね。上巻と下巻のテンションの差を今回特に感じましたので。
でもこういう話なのか~。 アニメ向きだとは思うけど、なんかもうちょっと上巻でスタートダッシュが上手くいってれば…と思わなくもない。

総評

それはそうと京極作品もっと読み進めたいところではあります。いま続編の『インブクス×スクブス』そして「狂骨の夢」が待機中。 どっちも大長編ですが、なんとか近日中に…といきたいところなんですが、また間が開いちゃうんだろうな…。

ルー=ガルー 忌避すべき狼(上) 感想

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