ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)(講談社文庫)

2013年12月17日 23:11


分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)
(2011/09/15)
京極 夏彦

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このブログでは初紹介の京極作品。いつもの妖怪モノ?と違って今回は近未来SFです。
ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)」(京極夏彦著/講談社文庫
作品紹介

「狼に―出合うって?」。忌避すべき事象の暗喩でしょう、と雛子は言った。近未来。少女・牧野葉月にとって携帯端末こそが世界の総てだった。何もかもが管理された無味無臭なはずの世界で、血生臭い連続殺人が少女たちを脅かす。行方不明の同級生。祐子に忍び寄る“狼”の影―。シリーズ第一弾、初の文庫化。

☆ 管理された近未来。 連続殺人を追う少女たち。

京極夏彦がSF! ということで、発売当時はちょっとだけ話題になったらしい本作。
前々から読みたい読みたいと思っていて、やっとこのたび読むことができました。
一応ジャンル的にはSFということになってますが、上巻だけ読んだ印象ではミステリ:SF=8:2ぐらいですかね。
京極堂シリーズの「魍魎」まで読んだ自分としては、京極さんがこういうの書けることに驚きを隠せないっす。

上巻だけの感想。
ミステリーとして読むとなかなか面白いんですが、SFとして読むとちょっとがっかりするかも。
思ったより管理社会SFの設定が生きてなくて、「これ無くてもいいんじゃね?」と何回も思った。 ただまだ半分なので、なんとも言えません。
少女たちがひとつの事件を追っていくという、個人的には大変に好みな設定なんですが、いかんせんキャラの書き分けが上手くいってなくて、誰が誰なのか良く分からなくなりそうでした…。 唯一キャラが立ってたのが雛子と麗猫だってのはちょっと寂しい。 とはいっても京極作品ということでストーリーは今のところ読ませてくれます。 被害者たちの繋がりを探すミッシングリンクものとしての楽しみ方もできるのでしょうか。

☆ 下巻はいよいよ解決編。

連続殺人の犯人、被害者たちの関係、そして忌避すべき狼…。
とりあえず下巻がどうなるか楽しみではあります。

ところで話は逸れるんですが、「ルー=ガルー」って劇場アニメになってたんですね。


ルー=ガルー [Blu-ray]ルー=ガルー [Blu-ray]
(2010/12/22)
沖佳苗、五十嵐裕美 他

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劇場アニメの情報は結構マメにチェックしてる私ですが、この作品にいたっては「え?アニメ化なんてしてたの?」という感じでした。 ホント存在感なかったですね。 Production I.G製作なのに…。 思えばこの辺からIGの不調が始まったような気がするんだよな…。

総評

下巻でまとめてやります。

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